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【札幌記念(G2)】モーリス「1強」に待った!信頼と実績の武豊→吉田隼人ライン「今年一番いい」ヌーヴォレコルトの女王復権へ斎藤調教師も太鼓判!

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「モーリスも強いとは思いますが、気にすることはない。うちの馬の方が位置は前。前受けの形になるでしょう。それに、一頭強い馬がいると競馬しやすい」

 そう語るのはヌーヴォレコルトを管理する斎藤誠調教師だ。世論はモーリス一色に染まっているが、今回は2000m戦。マイル王が相手でも、一歩も引く気はない。

 しかし、どれだけ陣営のトーンが高くとも、各メディアでヌーヴォレコルトがモーリスのライバルにさえ挙げられていないのは、今年の2戦の内容があまりにも不甲斐なかったからだ。大阪杯(G2)、香港のクイーンエリザベス2世C(G1)と相手は強かったが、それ以上にこの馬本来の走りが見られなかった。2014年のオークス馬も今年で5歳、そろそろ能力が落ちてきてもおかしくはない。

 だが、斎藤調教師はそんな評価を真っ向から否定する。

「この馬にしては体が立派過ぎた。なかなか絞れず、香港に輸送しても462kgありましたから……」そう話す師のコメント通り、今春はフケ(発情)の兆候もあって思うように調整できなかった。2戦目の香港では海外遠征にもかかわらず、過去最高体重を記録。陣営の苦悩が数字に表れていた。

 だが、その後は放牧を挟んで上手く立て直した様子。減量も確実に進んでおり、今回は前走から10kg以上、馬体重を落としての出走になりそうだ。「体はいつものヌーヴォですね。すっきり見せた方が、この馬は走る」

 昨年の香港C(G1)では、後の世界王者エイシンヒカリと1馬身差。エリザベス女王杯(G1)でも、牡馬を蹴散らし今年の宝塚記念(G1)を勝ったマリアライトとクビ差の2着、オールカマー(G2)でも後にジャパンC(G1)を勝つショウナンパンドラと0.2秒差の競馬をしている。

 昨秋は3戦して、すべて2着だったが「戦った相手が悪すぎた」といえるのも事実。ヌーヴォレコルト自身の能力の衰えはなく、この馬の力は発揮している。無論、モーリスが2000mでも能力全開ならば、今回も「相手が悪すぎた」ということになるかもしれないが、そうでないなら話は別だ。

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