GJ > 競馬ニュース > ソルドラード8馬身差圧勝  > 2ページ目
NEW

JRA ・C.ルメール「覚醒」の大器ソルドラード8馬身差圧勝! 秋の大舞台へレイデオロ弟が「またも」“秘密兵器”導入で素質開花!

「骨折明けの前走は久々ということもあって+26kgでしたが、この日はそこから-8kgと絞れたことがよかったですね。また、ルメール騎手が話していた通り、今回からブリンカーを付けて挑んだソルドラードでしたが、ちゃんと集中して走れていました。

これまでの歯痒さを吹き飛ばすような圧勝劇でしたが、これが本来の走りということなのでしょう。今後は一度、ノーザンファーム天栄に戻り、状態によっては札幌の自己条件を使うとのことです」(競馬記者)

 レイデオロの弟ということもあり、昨夏に単勝1.1倍の圧倒的な人気を背負ってデビューしたソルドラードだったが、出遅れて3着。仕切り直しの未勝利戦も2着と、歯痒い結果が続いた。その上、初勝利は目前と思われていた矢先に左トウ骨の剥離骨折。長期休養を余儀なくされた。今回は故障を乗り越えての初勝利となる。

「半兄のレイエンダもデビュー戦を勝利した後に骨折し、春のクラシックを棒に振りました。しかし、復帰後に連勝して、秋のセントライト記念(G2)で2着。菊花賞(G1)には進まなかったものの、この春にエプソムC(G3)を勝利して待望の重賞初勝利を飾っています。

 最後のクラシック菊花賞を始め、秋のG1戦線までには時間がないですが、ソルドラードも順調に行けば面白い存在になるかもしれません。秋が楽しみになりましたね」(同)

 ソルドラードの兄レイエンダも高い潜在能力を感じさせながらも、気性的な問題で苦戦が続いていた。しかし、前走のエプソムCから使用したチークピーシーズが効果テキメン。これまでにないほどの好スタートから、あっさりと重賞初制覇を飾った。

 ブリンカーとチークピーシーズの違いはあるが、今回の弟ソルドラードの圧勝劇も適切な馬具の使用がハマった結果だ。偉大な兄レイデオロの背中を追って、弟たちも大きく飛躍できるか。“秘密兵器”で覚醒した兄弟の秋に期待が高まる。

JRA ・C.ルメール「覚醒」の大器ソルドラード8馬身差圧勝! 秋の大舞台へレイデオロ弟が「またも」“秘密兵器”導入で素質開花!のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
  5. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA松田国英「人を殺したわけじゃないけど……」ダートの怪物が引退に追い込まれた“不治の病”が「期待の新星」にも。定年まで4か月の名伯楽に再び試練が……
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬