真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.30 13:30

ディープインパクトの突然すぎる死 「ぼくにとっては宝だった」と池江元調教師が語る
編集部

30日にこの世を去ったディープインパクト。
現役時代には、2005年に中央競馬史上6頭目のクラシック3冠を達成するなどG1を7勝。05年と06年にはJRA賞年度代表馬に選ばれている。
その怪物の偉業を支えたのは、2011年に現役を退き、6745戦841勝を挙げた池江泰郎元調教師だった。池江元調教師は、ディープインパクトのほかにも1994年にJRA顕彰馬に選出されたメジロマックイーン、日本生産馬として国際G1をはじめて制したステイゴールドらを管理した名伯楽として知られる。
「デイリースポーツ」の取材に応じた池江元調教師は、ディープインパクトの訃報を今朝知ったといい、「今年は20頭くらいしか種付けをせず、その後も大事にしてもらっていたと聞いたのですが…」と早すぎる死を惜しんだ。
ディープインパクトとは多くの思い出があり、「ぼくにとっては宝だったね。競走馬としても種馬としても、最高の成績を収めていた。今は冥福を祈るだけ」と言葉少なに語った。
多くの名馬を手掛けた池江元調教師だが、引退の際には『たくさんの思い出が詰まっている中山競馬場で最後のレースを迎えたことは何か縁があったのでしょう』と語り、そして『ディープインパクトが引退したのもここでした。今日のすべてのレースを終え、やりつくしたという気持ちです』とあえてその名を出し、調教師人生を締めくくっている。本人の長きにわたる調教師人生において、忘れがたい1頭だったのは間違いない。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆