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【JRA選抜チーム編】「日本VS世界」ワールドオールスタージョッキーズ参加騎手の「騎乗馬の質」まで徹底解剖!WASJ最有力候補はどの騎手か!

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◆武豊(JRA代表) 総合期待値「35」
「騎乗停止から復帰。競馬界の帝王は昨年総合2位の鬱憤を晴らせるか」
1R アグリッパーバイオ [D]→[D] 2R インフェニックス  [B]→[B] 3R イッテツ      [A]→[A+] 4R マイネルネーベル  [C]→[D]

「デビュー以来30年連続JRA重賞勝利」と「JRA通算3800勝達成」が認められて特別推薦枠での出場となった武豊騎手だが、本音は”実力”で出場を決めたかったはず。昨年総合2位、今週まで騎乗停止と溜まりに溜まった鬱憤を本番で晴らせるか。

鍵を握るのは3Rのイッテツ。前走500万下を勝ち上がったばかりだが、北海道の洋芝では4走して2勝3着2回と得意にしている。また前々走を含め、過去に武豊騎手が6度も騎乗している点も大きい。他の馬が厳しいので、ここは是が非でも1着がほしいところだ。

2RウインフェニックスのB評価は少々酷か。昨年のWASJ第4戦を制しているが、そこから勝ちがなく前走も11着だ。ただ現級でも堅実な走りを見せているので、なんとか掲示板に食い込みたい。4RのマイネルネーベルもC評価としてはかなり厳しい。3走前に500万下を勝ち上がったが、現級になったからは大敗続きと分が悪い。これならまだD評価のアグリッパーバイオの方が、まだ脈があるかもしれない。

◆M.デムーロ(JRA代表) 総合期待値「34」
「負けられない男がいるだけに燃えるイタリアン」
1R ロードグリッター  [B]→[B‐] 2R フェスティヴイェル [D]→[D] 3R クリノハッチャン  [C]→[C+] 4R ロッカフラベイビー [A]→[A‐]

JRA騎手となって2年目を戦っているM.デムーロ騎手にとって、今年も燃えるイベントがやってきた。昨年は優勝したモレイラ騎手の腕を称賛しながらも「騎乗馬に恵まれた」と一刀両断。今年はそのモレイラ騎手が参戦しているだけでなく、弟のC.デムーロ騎手の姿も。負けん気の強いM.デムーロ騎手にとって、燃える要素が満載のイベントになりそうだ。

とはいえ、4Rのロッカフラベイビーでポイントを稼がなければ頂点は見えてこない。しかし、あろうことかA評価の中でも指折りの厳しさだ。前走は今回と同じ舞台で勝利しているものの牝馬限定戦。内容的には完勝だったが、クラスが上がって牡馬相手となると大きな顔はできそうにない。M.デムーロ騎手にとっては、最後のここが正念場になりそうだ。

B評価のロードグリッターも、これまた厳しいジャッジか。3走前に現級で3着があるものの、ここ2走は8着、6着。もはや2600mに距離延長したステイゴールドの血に懸けるしかないような印象だ。C評価のクリノハッチャンでは確実にポイントを稼ぎたいところ。前走は同舞台のオープンに参戦して8着と気を吐いた。D評価のフェスティヴイェルは芝に替わってどこまで。

「JRA選抜チーム」で期待できそうなのは、内田騎手、戸崎騎手、ルメール騎手あたりか。いずれにせよ相手の「WAS選抜チーム」と比べて全体的に馬質が低く、苦戦を強いられそうだ。しかし、そこを札幌競馬場の経験値でカバーできるのが「JRA選抜チーム」の強み。ホスト国でも、そう簡単に負けるつもりはないはずだ。

 今年も熱くハイレベルな激戦を期待したい。
(文=ギャンブルジャーナル編集部)

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