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JRA川田将雅VSルメール「3番勝負」札幌記念(G2)他で激突! リーディング争いの試金石に?

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 第3ラウンドは札幌記念(G2)。メインレースで雌雄を決する。

 ルメール騎手が騎乗するのは、お手馬フィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)。

 今年はアメリカジョッキークラブC(G2)こそ、シャケトラに遅れをとって2着。だが、そのシャケトラが不慮の死を遂げ、ライバル不在となった天皇賞・春(G1)を優勝。菊花賞に続き、得意の長距離戦でG1・2勝目をあげた。

 これまで重賞では、3000メートル以上の長丁場でしか勝利をあげていない。距離が1000メートルも短くなるここで真価を発揮できるのかは正直疑問が残るところ。

 陣営は札幌記念を経由して秋は凱旋門賞(仏G1)へ向かうことを予定。いわばここは壮行戦にあたる。恥ずかしい走りを見せるわけにはいかない。

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 そして「結果次第」で、凱旋門賞挑戦もささやかれているブラストワンピースに川田騎手は騎乗する。

 昨年の有馬記念覇者だが、今年は大阪杯(G1)で1番人気に支持されるも6着、目黒記念(G2)も1番人気で8着と結果を残せていない。

 もともと、ブラストワンピースはルメール騎手で、凱旋門賞へ挑戦する予定であると発表されていた。だが、自身の騎乗停止、その間の目黒記念での惨敗などが重なり、頓挫。ルメール騎手はフィエールマンでの凱旋門賞挑戦が決まり、ブラストワンピースは鞍上不在となっていた。

 ルメール騎手に振られたブラストワンピースに騎乗することになった川田騎手。このタッグは、ルメール騎手×フィエールマンに一泡吹かせることができるだろうか?

 今週末のレースが終わった時点でふたりの差は縮まっているのか、それとも離れているのか。熱い戦いを期待したい。

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