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JRA来日L.デットーリ「強制帰国」も!? 外国人騎手・史上最強ラインナップでも「一歩間違えれば……」“枠”の限界にC.スミヨン戦々恐々?

「“枠”が問題ですね。現在、JRAでは同時期に5人まで短期免許を取れるルールがあるんですが、さっき名前を挙げただけでも、すでに7人ですから。当然、それぞれ時期をずらして騎乗する必要がありますし、欧州競馬がオフシーズンに入る11月以降は特に過密スケジュールになりそうです。

おそらくほとんどの外国人騎手の調整がノーザンファーム主導になるでしょうが、一歩間違えればブッキングで短期免許の期限を消化できないまま“強制帰国”という事態にもなりかねませんよ。

今年、JRAの後に大井で短期免許を獲ったD.レーン騎手のような“裏技”や、香港で騎乗するなどの逃げ道にありますが、後味の悪い形で日本を去らなくてはならないような状況だけは避けたいですね」(同)

 記者によると、仮に5名以上の申請があった場合、JRAが身元を調査してふるいにかけることもあるようだ。そうなると過去に薬物問題があったデットーリ騎手や、『もうこんな国には来ない』などの暴言でJRA側の印象が良くないスミヨン騎手などが、候補になる可能性もある。

 今秋も、猛威を奮うことが確実視されている外国人騎手たち。しかし、その水面下では激しい“外国人枠”の取り合いが巻き起こりそうだ。

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