GJ > 競馬ニュース > 【重賞展望・新潟記念(G3)】  > 2ページ目
NEW

【重賞展望・新潟記念(G3)】サマー2000シリーズ最終決戦に「夏の王者」を狙う好メンバーが集結!栄冠を手にするのは一体どの馬か!

【この記事のキーワード】, ,

 レースの主導権を握りそうなマイネルミラノ(牡6歳、美浦・相沢厩舎)の充実ぶりにも光るものがある。

 ここしばらく調子を落としていたが、6月のエプソムC(G3)で3着と好走した辺りから、この馬本来の粘りが戻ってきた。前走の函館記念(G3)でも迷わずハナを奪って主導権を握ると、1000mを60秒ジャストというミドルペースに持ち込む。もともと溜めて逃げるよりも、ある程度のペースで後続にも脚を使わせる逃げの方が良いタイプで、函館記念はまさにそれがハマった格好だった。

 すでに新潟入りしているマイネルミラノだが、調子はすこぶる良いようだ。「涼しいところで調整できるし、輸送も少ない方がいい。夏バテもなく、去年よりいい」と陣営は2着だった昨年以上の状態であることを強調。「(サマー王者を狙えるのは)めったにないチャンス。万全の態勢で送り出す」と力を込めていた。

 上がり馬としては、やはり2連勝中のアデイインザライフ(牡5歳、美浦・萩原厩舎)が怖い存在になりそうだ。

 3歳春から弥生賞(G2)で3着に入るなど高い素質を誇っていたアデイインザライフだが、怪我などもあってようやくオープンの舞台に帰ってきた。すでに今年で5歳を迎えるが、まだキャリア12戦と馬は若い。それも大敗した皐月賞(G1)以外は、一度の4着を除いてすべて馬券圏内という堅実派だ。

 今回は3月に常総S(1600万下)を勝って以来のレースとなるが、陣営は「追い切りの動きはまずまず。いい意味での平行線だし、馬体重も前走と同じくらい」と状態に及第点を与えている。大崩れしないのは高い能力があってこそ、連勝の勢いを買って堂々と重賞制覇に挑む。

 他にも11番人気で小倉記念(G3)を制したクランモンタナを筆頭に、昨年の3着馬ファントムライトや前走この舞台を逃げ切り、展開のカギを握りそうなエーシンマックスなど、この夏を締めくくるレースとして伏兵陣にも好メンバーが揃った。

 サマー2000シリーズ王者は誰の手に? 注目のシリーズ最終戦・新潟記念(G3)は、4日(日)の15時45分に発走予定だ。

【重賞展望・新潟記念(G3)】サマー2000シリーズ最終決戦に「夏の王者」を狙う好メンバーが集結!栄冠を手にするのは一体どの馬か!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬