真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.09.15 15:50
【神戸新聞杯(G2)展望】サートゥルナーリアVSヴェロックス再び! 春クラシック2強に「未完の大器」武豊ワールドプレミアらが挑む
編集部
春のクラシックを賑わせた、この「2強」に割って入るとすれば、底知れぬスケールを秘めたワールドプレミア(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)なのかもしれない。
春は若葉Sで皐月賞の優先出走権を獲得したものの、同レースを自重。トライアルの青葉賞(G2)から日本ダービー挑戦プランが組まれたが、ソエを発症し、リタイアの憂き目に遭った。
幸い、故障としての症状は軽く、先月17日にはノーザンファーム天栄から帰厩。順調に調整が重ねられており、1週前追い切りの際は「先週より動きが良くなっているし、何とか間に合ったかな」と友道康夫調教師も手応え。「来週はジョッキーに乗ってもらいます」と、主戦の武豊騎手とのコンビで、さらなる上昇を狙う。
京都新聞杯(G2)の勝ち馬レッドジェニアル(牡3歳、栗東・高橋義忠厩舎)も、ここで存在感を示したい一頭だ。
この春は、上がり最速の末脚で京都新聞杯を勝って日本ダービーへ。しかし、スタートで出遅れ後方からの競馬を強いられると、サートゥルナーリアに次ぐ末脚のキレを見せながらも8着に敗れた。勝ったロジャーバローズが京都新聞杯で2着に下した馬だっただけに、悔しさもひとしおに違いない。
巻き返しに燃える今回は、栗東のCウッドで行われた1週前追い切りから6ハロン79.8秒、ラスト11.8秒の好時計。主戦の酒井学騎手も「直線の反応の仕方に好感が持てた」と好感触を掴んだようだ。
他にもシフルマン、ユニコーンライオンといった2勝クラスを突破した上がり馬らもスタンバイ。少頭数の争いとなりそうだが、秋競馬の行方を占う注目度の高いレースになりそうだ。
注目の神戸新聞杯は22日の15時35分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 1番人気が「痛恨不利」で馬券圏外…勝利騎手には過怠金処分も「ハナ差の4着」に後味の悪さ