JRA「仁義なき争奪戦」で“ルール崩壊”の危機!? L.デットーリ騎手ら「史上最強」外国人騎手を巡り、あのエージェント事件再び?

来週29日には、中山競馬場でスプリンターズS(G1)が開催され、いよいよ秋のG1開催が幕を開ける。
それと同時に、今年はかつてないほど豪華な外国人騎手たちが続々と日本への参戦を予定している。
世界最強牝馬エネイブルの主戦L.デットーリ騎手や、約9年ぶりの来日となるC.スミヨン騎手、それに昨年ステルヴィオでマイルチャンピオンS(G1)を勝ったW.ビュイック騎手に加え、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝ったC.デムーロ騎手……。
さらには今年の1月に一時はJRAのリーディングに立っていたO.マーフィー騎手、R.ムーア騎手やA.シュタルケ騎手など、日本で実績のある外国人騎手が多数、短期免許での来日を予定している。
昨年、10月の秋華賞から12月の朝日杯フューチュリティSまで10週連続で外国人騎手がG1を勝利。大舞台では尽く“外国人旋風”が吹き荒れた。それだけに、今年の「史上最強」といわれる外国人騎手たちのラインナップを見れば、昨年以上の“独占”があっても、まったく驚けない状況だ。
そんな中、早くも水面下で激しい争奪戦を繰り広げているのが、騎手の騎乗依頼を代行する「エージェント」たちだという。
騎手本人と契約し、契約騎手の騎乗成績によって収入が増減するのが主流となるエージェント。簡単にいえば、実力のある騎手と契約した方が、より高い収入を得るチャンスが増えるというわけだ。
そんなエージェントたちからすれば、短期免許で来日する世界トップクラスの外国人騎手は、まさに“金のなる木”。例え、短期免許が有効な期間だけであったとしても、是が非でも契約したいのは当然の心理だろう。
しかし、そこで問題になってくるのが、JRAが定めているエージェントの担当人数「騎手3人+若手1人」という取り決めだ。
「有力なエージェントたちの間では、予め人数に余裕を持たせておくか、一時的に担当騎手との契約を解消して、有力な外国人騎手を迎えるということが日常茶飯事に行われています。
この秋は、かつてないほど有力な外国人騎手が数多く来日しますから、受け皿となるエージェントたちの争奪戦も例年以上にヒートアップいるとか」(競馬記者)
それだけなら、そこまで問題にはならないだろう。だが、現場の記者の話しによると、このどさくさに紛れて、まるで“ルール崩壊”のような状況に陥っているというから驚きだ。
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