GJ > 競馬ニュース > 重賞展望紫苑S(G3)
NEW

【重賞展望】秋競馬の開幕は今年から重賞に昇格した紫苑S(G3) 主役はオークス3着ビッシュも、夏に実力を付けてきた「上がり馬」に注目!

【この記事のキーワード】, ,
bisshu.jpgビッシュ(競馬つらつらより)

 秋競馬の開幕は、今年からG3に昇格した秋華賞トライアル・紫苑S(G3)が飾る。

 OPだった昨年までは条件戦と大差ない低調なメンバー構成だったが、重賞になり優先出走権も3着まで拡大された今年はまずまずのメンバーが集結。ここに当初出走が予定されていたメジャーエンブレム(故障で年内絶望)がいればと思わざるを得ないが「無事これ名馬」いない馬に思いを馳せても仕方がない。

 見方を変えれば、三強の一角崩れたことは、春のリベンジを果たさんとする馬たちにとっては好都合。この紫苑Sにも虎視眈々と最後の一冠を狙う馬たちが集まった。

 中でも主役を張るのは、オークス3着馬のビッシュ(美浦・鹿戸厩舎)だ。

 春はトライアルのフローラS(G2)で5着に敗れたものの、1番人気で上がり最速の末脚。本番のオークスでは、その素質を如何なく発揮してシンハライト、チェッキーノに続く3着に滑り込んだ。

 今回はそれ以来のレースとなるが、管理する鹿戸調教師は「夏場は牧場でしっかりと英気を養ってきた。もともとが仕上がりの早い馬だし、中山も2勝目を上げた舞台だから、何の心配もない。秋華賞が楽しみになるような走りを期待したい」と自信を持って挑む。

 久々とはいえ、このメンバーで無様な競馬はできない。リーディング独走中の戸崎圭太騎手と新コンビを組めたのも大きい。重賞初制覇をここで飾って、堂々と本番へ挑みたいところだ。

【重賞展望】秋競馬の開幕は今年から重賞に昇格した紫苑S(G3) 主役はオークス3着ビッシュも、夏に実力を付けてきた「上がり馬」に注目!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!