GJ > 競馬ニュース > G1シーズン前のポイント
NEW

いよいよ秋競馬開幕! G1シーズン前のポイントをチェックしよう!

【この記事のキーワード】, ,

 今週から秋競馬が開幕するが、夏競馬と異なり秋競馬特有のポイントがいくつかある。またこの秋から始まる新しいイベントもある。それらを事前に知ることで競馬の奥深さを知り、さらに楽しめることは間違いない。今回は今週から始まる秋競馬で抑えておきたいポイントを紹介するので、ぜひ覚えておいて欲しい。

スーパー未勝利戦

 先週でも触れたが今週から4週間で3歳未勝利戦は終了となる。ここで勝てなかった3歳馬は不利を承知で現役を続行するか、地方競馬へ転厩するか、引退を迫られる。しかしこのスーパー未勝利戦の出走条件は

・前走5着以内
・出走5回以内
・この4週間で出走できるのは1度のみ

 とかなり厳しく、前走で6着以下に敗退した馬に出走資格はない。また先週までに6戦以上をこなしてきた馬も出走資格がない。つまりすでに多くの馬が淘汰されて悲しい決断を余儀なくされているのだ。

 この中山・阪神開催で行われる3歳未勝利戦は合計26レース。つまり1着同着がない限り26頭しか勝利し、次のステージへ上がるチャンスはないのだ。挑むのはおそらく350頭ほどだから、実に300頭以上の関係者には悲しい現実が言い渡される。優勝劣敗の競馬はそうやって優秀な遺伝子を後世に伝えていくのである。

トライアルレース

 秋競馬の魅力は3歳クラシックの最終戦「秋華賞・菊花賞」が行われることだ。悲壮感漂う3歳未勝利戦と対局にあるクラシック戦線は、早々と勝ち上がりビッグレースで結果を残してきた馬だけが出走できる厳格なレース。この秋華賞と菊花賞はトライアルレースとして以下のレースが行われる。

★秋華賞トライアル

9/10 紫苑ステークス(G3)上位3頭に秋華賞の優先出走権

9/18 ローズステークス(G2)上位3頭に秋華賞の優先出走権

★菊花賞トライアル

9/18 セントライト記念(G2
)上位3頭に菊花賞の優先出走権
9/25 神戸新聞杯(G2)上位3頭に菊花賞の優先出走権

 日本ダービー2着サトノキングダムが出走を予定している神戸新聞杯や、オークス馬シンハライトが出走を予定しているローズステークスなどが注目されるが、こういった実績馬はすでに秋華賞や菊花賞の出走条件をクリアしているため、100%の状態で出走することは考えにくい。逆に馬券的な狙いは賞金的に秋華賞や菊花賞の出走資格がない「ここで3着以内に入って優先権を狙う」穴馬の存在だ。過去にこういった穴馬が激走して高配当が飛び出しており、今年もどんな結果となるか興味が尽きない。

いよいよ秋競馬開幕! G1シーズン前のポイントをチェックしよう!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!