GJ > 競馬ニュース > 紫苑Sは『新重賞ハンター』にお任せ?  > 2ページ目
NEW

「普通に走れば、なんとかなる」新設重賞の紫苑S(G3)は『新重賞ハンター』にお任せ!?ヴィルシーナの全妹が秘めたる素質を開花させる!

【この記事のキーワード】, ,

 残念ながら未だ500万下を勝ったばかりと、ここまではクラシック全戦2着だった全姉と大きく水をあけられている。だが、前走はその血に宿る力が開花したかのような、圧巻のパフォーマンスだった。

 牝馬限定戦ながら、初の古馬との対戦となった7月24日の500万下(中京2000m)。3月のフラワーC(G3)12着大敗から休養を経たヴィブロスは、まるで別馬のような走りを披露した。中団から第2位より0.5秒も速い、段違いの上がり3ハロン34.4秒の脚で4馬身差の圧勝。この時期の急激な成長力は、条件馬から一気にG1トップクラスまで駆け上がった半兄のシュヴァルグランを彷彿とさせる。

陣営はこの勝利を見て、即座に秋の目標を秋華賞(G1)に”上方修正”。春に大敗を繰り返した重賞挑戦にも「春はまだヒョロヒョロでしたけど、今は中身がもう別馬みたいに変わっていますからね。ココも普通に走れば、なんとかなると思っています」と、とにかく強気。

競馬の基本となる「レース内容」に「血統」が伴い、さらには厩舎が「新設重賞キラー」とくれば、これはもう”鬼に金棒”の状態。陣営が強気になるのも頷けるというものだ。

2012年、全姉のヴィルシーナは最後の一冠をハナ差でまたも2着。わずかな差で涙を飲み、ジェンティルドンナに牝馬三冠を許した。少し気は早いかもしれないが、このヴィブロスにはそんな姉の雪辱を期待してしまうだけのスケールがある。

もう、重賞の壁に阻まれていた春頃の姿ではない。良血馬がその素質を開花させ、まずは”新設重賞3連勝”を達成する。

「普通に走れば、なんとかなる」新設重賞の紫苑S(G3)は『新重賞ハンター』にお任せ!?ヴィルシーナの全妹が秘めたる素質を開花させる!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
  5. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  8. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  9. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  10. 【ヴィクトリアマイル(G1)展望】武豊×キャロットFがナミュールで「17度目の正直」狙う! J.モレイラ×マスクトディーヴァとの一騎打ちか