真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.18 16:45

【オールカマー(G2)展望】宝塚記念馬マリアライトVS有馬記念馬ゴールドアクター!2頭のグランプリホース同士が激突!
編集部

秋競馬が始まり、有力3歳馬がクラシック最後の一冠に向けてしのぎを削る中、古馬王道路線も25日に中山で開催されるオールカマー(G2)からいよいよ開幕する。
「日本競馬を背負って立つ」とまで評されていたドゥラメンテが、宝塚記念(G1)を最後に志半ばで引退。大きな核を失った古馬王道路線だが、その夏のグランプリを制した女傑マリアライト(牝5歳、美浦・久保田厩舎)がここから始動する。
前走の宝塚記念では4コーナーで早めに前へ取り付き、天皇賞馬キタサンブラックをかわすと、最後はドゥラメンテの猛追を振り切ってゴール。8番人気の低評価を覆して、見事牝馬としては2005年のスイープトウショウ以来のグランプリホースに輝いた。
あれから3カ月。8月下旬に帰厩したマリアライトはこの秋、このオールカマーを含めて連覇の懸かるエリザベス女王杯(G1)、有馬記念(G1)の3戦が予定されている。
14日の1週前追い切りは、美浦のウッドコースで併せ馬。6ハロンを85.1秒、ラストは13.1秒で併入した。動き自体はごく平凡だが、もともと攻め駆けしない馬。
陣営も「しっかり負荷をかけ、いい追い切りができました。このひと追いで変わると思います」と不安な様子は皆無。「まだ体に余裕はあるけど、動きは良かった。過程は順調だし、今日と来週で仕上がるんじゃないか」と期待しているようだ。
昨年マーメイドS(G3)2着からの参戦だったが、今年は牝馬の壁を超えたグランプリホースとして堂々の主役を務める。
その一方で、この秋に復活を期すのが昨年の有馬記念(G1)を制したゴールドアクター(牡5歳、美浦・中川厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬