真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.03 19:42
JRA有馬記念(G1)リスグラシュー×レーン騎手で名誉挽回!? 16年ぶり「特例」も思い出される「日本ダービー1番人気」の悪夢
編集部
史上2例目の“ウルトラC”で役者が揃ったか。
3日、年末のグランプリ有馬記念(G1)で引退を迎えるリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)の鞍上が「特例」でD.レーン騎手に決まった。
「ファンが一番望んでいる騎手は誰かと考えた時、レーンとともにリスグラシューを見たいのではないだろうかと思い、JRAに特例での免許の申請をした結果、承認されました」
厩舎を支えた“女王”の最後の花道を飾るべく、矢作芳人調教師が動いた。この春、短期免許で初来日したレーン騎手は、すでに免許期間を使い果たしているが、JRAの定める「本会G1競走で2勝以上」をクリアしたことで、有馬記念当日のみ1日限定の免許交付が認められた格好だ。
「超豪華メンバーといわれている有馬記念で、続々と騎手が決まる中、1番人気が濃厚なリスグラシューの鞍上が空白のままで心配していたファンも多いと思います。矢作調教師が話している通り、リスグラシューとともに宝塚記念(G1)と豪コックスプレート(G1)を制したのはレーン騎手。これで役者が揃った感がありますね」(競馬記者)
過去には、ネオユニヴァースが皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)のクラシック二冠を達成。秋の菊花賞(G1)を迎えるにあたって、すでに短期免許期間を終えていたM.デムーロ騎手の騎乗が特例で認められた例がある。その2003年から、約16年ぶりの“ウルトラC”というわけだ。
世界に名を轟かす「最強コンビ」が決まったことで年末の有馬記念では、リスグラシューが“主役”を務めることが濃厚だ。
そうなると、すでにヴィクトリアマイル、宝塚記念と日本のG1タイトルを獲得しているレーン騎手だが、「春の大きな借り」を返しておきたいところだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
【阪神JF(G1)展望】「超大物」リアアメリアVS「異次元の末脚」ウーマンズハート! アーモンドアイ、リスグラシューに続く女王誕生へ
JRA有馬記念「出走馬」超豪華に話題沸騰!「女王」リスグラシューVS「3歳」サートゥル&ワールドプレミアにスワーヴ、カレンのジャパンC・1.2着も参戦か
JRAリスグラシュー「引退」有馬記念(G1)がラストラン! 「怪物」コントレイルもホープフルS(G1)出走で年末は矢作祭り!?
JRA「最強決定戦」アーモンドアイVSリスグラシュー! 世界を制した歴史的名牝の対決は……
【コックスプレート(G1)展望】大本命リスグラシューVS世界の女傑!日本馬の2週連続「豪G1」制覇へ「自分の競馬さえ出来れば勝てる」