GJ > 競馬ニュース > 武豊騎手に『国民栄誉賞』の声  > 3ページ目
NEW

前人未踏・通算4000勝の大記録達成の武豊騎手に『国民栄誉賞』の声……最大の焦点は「競馬」のギャンブル性か。「柔軟な表彰規定」の可能性に迫る

【この記事のキーワード】, ,

 つまりは国営であり、これは先述した麻雀や競艇、パチスロなどのギャンブルとは大きく一線を画しているといえる。イメージだけで述べれば、同じギャンブルでも競馬は、さらに一般的な「宝くじ」に近いといえるだろう。

 実際に競馬の売上の一部は国庫に補填されており、国家運営の一助になっていることは間違いない。そういった点は内閣総理大臣表彰の一つとして、審査基準の大きなアドバンテージになる予測は容易にできる。端的に述べれば「国家が競馬を、どの程度健全なものとして認めるか」ということだ。

 また、今や競馬そのものよりも有名な武豊騎手の知名度をもってすれば、途方もない国民の後押しは必至で「柔軟な表彰規定」が示す通り、不出世の名騎手が競馬界初の国民栄誉賞の受賞者になる可能性も十分に考えられるだろう。

 その上で、では仮に武豊騎手の国民栄誉賞授与が検討されていたとして、どの段階で”具体的”になるか。

 国民栄誉賞の基準には「これまで功績を積み重ねてきた上に、さらに歴史を塗り替える、突き抜けるような功績をあげていること」という表面上の基準にはない要素も必要といわれている。

 例えば、伊調馨選手のオリンピック4連覇であり、松井秀喜氏のワールドシリーズMVPの獲得ということだ。

 こういった”世界的実績”を競馬に当てはめると、やはり世界最高峰の「凱旋門賞勝利」が妥当なのではないだろうか。

 今や日本競馬の悲願になっているフランスの凱旋門賞勝利。日本のホースマンとして、その前人未到の壁を突き破った時、いよいよ武豊騎手の国民栄誉賞授与が本格的に検討されるのではないだろうか。

前人未踏・通算4000勝の大記録達成の武豊騎手に『国民栄誉賞』の声……最大の焦点は「競馬」のギャンブル性か。「柔軟な表彰規定」の可能性に迫るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  2. 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  5. リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
  6. 【NHKマイルC】大注目の15番マスクオールウィンに「8年連続連対中」の追い風!?「令和のNHKマイルCの法則」とは
  7. 【NHKマイルC】100万馬券の使者はロジリオンとシュトラウス!? 過去に飛び出した100万馬券から超穴馬を読み解く!
  8. 【NHKマイルC(G1)直前生情報】一昨年の153万馬券再び!? 「荒れる3歳マイル王決定戦」で注目の激アツ厩舎と頭の隅に入れておくべき穴馬とは
  9. 【京都新聞杯(G2)予想】穴馬ジューンテイクに浮上の余地あり! 抜けた馬がいない混戦模様、狙いは重賞好走歴のある人気薄
  10. 【NHKマイルC】先週に引き続き単勝でいざ勝負!C.ルメール騎手の体調が心配だけど平野ももは信じているよ!【UMAJOモモのオイシイ競馬】