サトノダイヤモンド、エアスピネル対決に割って入るか!? 未知数の素質馬ナムラシングンが「秋の嵐」を巻き起こす?

今年の3歳勢は空前の「ハイレベル世代」と呼ばれ、その中でもマカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、エアスピネル、リオンディーズは「BIG5」としてクラシック皐月賞、日本ダービーの上位を独占した。
このうちリオンディーズは浅屈腱炎を発症して離脱したが、先週18日のセントライト記念では皐月賞馬ディーマジェスティが余裕ある完璧な勝利。夏の上がり馬も注目されているが、5強の壁の高さを改めて感じさせるレースとなった。
そして今週25日の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2)には、これまた5強のサトノダイヤモンドとエアスピネルが出走予定。すでに「2強対決」「この2頭で決まり」の声も多く出ている。日本ダービーで厳しい流れの中を最後まで粘ったエアスピネル、高いレベルで安定したレースを継続するサトノダイヤモンドの評価は不動だ。
今週も「お堅い」決着となってしまうのか……。いや、この2頭に風穴を開ける可能性があるとすれば、未だ底の見えないレースを続けるナムラシングン(牡3歳 栗東・高野厩舎)ではなかろうか。
初のG1挑戦となった皐月賞は7着だったが、前を走っていたのは前述のBIG5にスプリングSを完勝して出走してきたマウントロブソンと、同世代の超一流のみ。NHKマイルC2着、京成杯AHを制したロードクエストや素質馬アドマイヤダイオウ、夏の札幌日刊スポーツ杯(1000万下)を、古馬混合ながら5馬身突き放して勝利したウムブルフにも先着している。例年なら「単なる7着」かもしれないが、今年に関してはその限りではないだろう。
ナムラシングン自身、皐月賞後夏場に一度レースを使っているが、その内容が圧巻だった。古馬混合の宮崎特別(小倉1000万下)において、馬体重+14kgながら、中団やや後方からまくりを見せ、最後の直線はちょっとしたGOサインを出した瞬間に次元の違う脚を披露。皐月賞以来の復帰戦をあっさりと飾ってみせた。「今日はリズム良く走るだけで『勝てる』と思っていました」という川田将雅騎手のコメントも当然の内容だ。
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