真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.18 16:07
JRA有馬記念「浮気者」ルメール騎手が残した功績? 逆襲のフィエールマンが「凱旋門賞ダメージ」OKな理由
編集部

「付け入る隙があると考えます――」
22日に中山競馬場で行われる有馬記念(G1)。今年の天皇賞・春を勝ったフィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)に「代打」する池添謙一騎手から、力強いコメントが飛び出した。
現役最多の有馬記念4勝を誇る“グランプリ男”は『スポーツ報知』の取材に応じ、最大のライバルとなるアーモンドアイに対して「今の国内最強馬といって間違いありません」と敬意を表しつつも、「彼女は2500mが初めて」と、決して絶対的な存在ではないと考えているようだ。
本人が「頼まれた瞬間は、むっちゃテンションが上がりました」と話している通り、本来、池添騎手に有馬記念の騎乗予定はなかった。
フィエールマンも主戦のC.ルメール騎手とのコンビで出走予定だったが、香港Cを回避したアーモンドアイが出走を表明したことで、急遽出番が回ってきた格好だ。
「いきなりの『代打・池添』というと、やはりインディチャンプとのコンビで勝った先月のマイルCS。しっかりと結果を出し、さすがの勝負強さを見せました。
池添騎手も『今回は調教に1度だけでなく2度乗れます。比較ができますし、マイナスになるところは1つもありません』と、“あの時”よりも今回のフィエールマンの方が、条件が良いと自信を深めている様子。
マイルCSでは一発を狙いに行く、積極的なレース運びが印象的でした。有馬記念も当然、攻めてくると思います」(競馬記者)
そうなってくるとフィエールマンの最大の焦点は、自身初の大敗となった凱旋門賞挑戦のダメージが、どこまで回復しているのかに尽きるだろう。
日本馬初制覇が期待された凱旋門賞では、早々に手応えを失い最下位……日本馬の中では、最も高く評価されていただけにショッキングな敗戦だった。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
















