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JRAリスグラシュー引退式 まさかの「あの人」が騎乗で場内騒然! 池添・藤懸両騎手も、ちゃっかり騎乗して微笑ましい式に

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 21日(日)京都競馬場にて、昨年の有馬記念(G1)を圧勝し、年度代表馬に輝いたリスグラシューの引退式が行われた。

 会場が京都競馬場ということで、リスグラシューが初G1を制したエリザベス女王杯のときの12番ゼッケンを付けての登場。

 通常、記念すべきレースを勝ったときのジョッキーが跨ってパドックを回り、本馬場に入ってスタンド前の直線を走るのが引退式の流れとなる。馬主や調教師、厩務員といった人々は挨拶こそあるものの、騎乗するのはあくまでジョッキーだ。

 だが、リスグラシューの場合、エリザベス女王杯を勝ったときのジョッキーはJ.モレイラ騎手、宝塚記念(G1)と有馬記念を勝ったときはD.レーン騎手で、2人とも現在は日本に滞在していない。

 引退式を見ようと残った観衆も、一体誰がリスグラシューの背に乗るのか興味津々だったことだろう。大レースこそ勝っていないが武豊騎手も主戦で乗っていた時期があったので、武騎手が乗ってもおかしくはない。

 そして、パドックにリスグラシューが登場。誰が跨るのかと思いきや、なんと、リスグラシューを管理していた矢作芳人調教師が跨ったのだ。スーツでバシッとキメ、ネクタイとトレードマークのテンガロンハットにワンポイントの赤を添えた洒落た姿で、満面の笑みを浮かべピースサインまでサービスするはしゃぎよう。

 無論、矢作調教師が跨るのはジョッキーに比べて、あまりにも体重がありすぎるので、パドック1周だけの周回だったが、調教師が引退する馬に跨って登場するのは異例中の異例と言える。

 本馬場ではジョッキーが跨ることなく、スタンド前の疾走もなかったが、その日の日経新春杯(G2)を制した池添謙一騎手と藤懸貴志騎手がちゃっかりリスグラシューに跨った姿も見られた。池添騎手はリスグラシューに騎乗したことはなく、また藤懸騎手はG1はおろか、重賞勝ちすらないジョッキーなので、年度代表馬に跨れたのは感無量だっただろう。

 名牝がターフから去るのは一抹の寂しさはあるが、引退式はなんとも微笑ましい光景にあふれたものとなった。

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