真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.01 07:18

凱旋門賞の枠順決定!試練の「14番」となったマカヒキの「光明」は昨年の勝ち馬!? 「凱旋門賞未勝利」のC.ルメールは世界No.1騎手L.デットーリを超えられるか
編集部
幸い内枠にこれといった有力馬はいないが、マカヒキのライバルとなりそうな英・愛ダービー馬のハーザンドは6番ゲート、1番人気のポストポンドも7番ゲートとまずまずの好枠からのスタート。
容易に「インコース前目」というベストポジションをキープできそうな枠番だ。
そんな好枠発進の2頭に比べると、どうしてもマカヒキは苦しい。絶望的と述べるつもりはないが、何らかの対策を想定して挑まなければ、最悪外々を回らされてズルズルとポジションを下げる可能性さえある。
確かにC.ルメール騎手は地元フランスの名手だが、マカヒキはあくまで日本代表だ。仮に外からインを主張しても、欧州独特のタイトな馬群の中に入れてくれるのだろうか。今回で95回目を迎える凱旋門賞の歴史において、未だ欧州の調教馬以外が勝利したことがない理由には、そんな「アウェーの洗礼」も要因の一つとして存在していることは間違いない。
我々がジャパンC(G1)をそう簡単に外国馬に勝ってほしくないという気持ち以上に、フランス人にとっての凱旋門賞は祖国の誇りであり、プライドなのだから。
だが、そんなマカヒキにまったく光明がないわけではない。
昨年の凱旋門賞のことだ。今年よりも1頭多い17頭立ての中、マカヒキと同じように14番ゲートからスタートして、地元フランス勢でないイギリスの馬にもかかわらず、すんなりと2番手に付けた馬がいた。
勝ち馬のゴールデンホーンである。
PICK UP
Ranking
23:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
関連記事
「世界的潮流」により変貌を遂げる凱旋門賞。近年の「傾向」が映し出す、マカヒキがもっとも警戒すべきライバルは……
凱旋門賞の記憶~2006年ディープインパクト~ 世紀の名馬の敗退は常に「風邪」が理由だった? 失格の「裏側」にある真実とは
日本史上最強馬・エルコンドルパサーを超えない限り日本競馬に前進はない。「世界史上最高の領域」に踏み入り、マカヒキは日本競馬の「新たなる時代」の扉を開けるか
【徹底考察スペシャル】凱旋門賞(G1) マカヒキ「『落鉄だけではない』ニエル賞で格下相手にクビ差の辛勝となった『原因』を徹底分析!日本の凱旋門賞制覇の可能性に迫る」
注目の凱旋門賞、混戦模様も実は「1強」!? マカヒキに立ちふさがる欧州最強・ポストポンドが世界から絶賛される理由