JRA藤田菜七子「落馬負傷」でコパノキッキング降板!? 意識はっきりも担架で搬送…… 相次ぐ関東スター騎手のアクシデント
15日、小倉競馬場で行われた5R(3歳未勝利)で、4番人気のランサムトラップに騎乗していた藤田菜七子騎手が落馬。担架で運ばれる、痛ましいアクシデントがあった。
12頭立てで行われたダート1800mのレース。向正面で中団やや後方にいたランサムトラップは、そこからポジションを上げようと外に持ち出されたが、その直後にバランスを崩し、鞍上の藤田菜七子騎手が落馬した。その場でうずくまり、担架で運ばれたという。
「馬群が密集していたので、前の馬の後脚と接触してしまったのかもしれません。落馬直後に後続馬との接触はありませんでしたが、藤田菜七子騎手がランサムトラップに踏まれてしまったようにも見えました。幸い、大きな事故にはなりませんでしたが、菜七子騎手の状態が心配されます」(競馬記者)
記者によると、幸い藤田菜七子騎手の意識ははっきりしていたようで、右腕を痛めてしまったようだ。JRAから症状の詳細は発表されていないが、当日以降のレースはすべて乗り替わる見込みだ。
「ここ最近は落馬事故が目立っているだけに心配ですね。特に関東は有力騎手の落馬が相次いでいる印象です。
昨年、関東リーディングを獲った戸崎圭太騎手も昨年末に落馬して、まだ復帰のメドが立っていません。年明けには三浦皇成騎手、先日も松岡正海騎手が落馬負傷したばかり……。今回の菜七子騎手も心配です」(別の記者)
藤田菜七子騎手といえば、ダート短距離の有力馬コパノキッキングの主戦として知られている。本馬は4月8日に行われる交流重賞・東京スプリント(G3)に出走予定だが、今回の負傷で乗り替わりの可能性もありそうだ。
14日に三浦皇成騎手が3月7日に復帰するという朗報が入ったばかり。入れ替わるような形で、また関東を代表する騎手をアクシデントが襲った。
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