真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.05 08:43
2歳王者・後のG1マイル戦線にも影響を与える重要な一戦! 個性豊かな素質馬が集結『サウジアラビアロイヤルC(G3)』に大注目!!
編集部
2015サウジアラビアロイヤルC(JRA公式サイトより)
『サウジアラビアロイヤルC(G3)』。聞き覚えがないと思う方もいるのではないだろうか?前身となるレースは『いちょうS』。こちらのレース名であれば、ご存知の方も多いだろう。
2014年から重賞に格上げされた『いちょうS』は2015年に現名称へ改称。G3に新規格付されたのが『サウジアラビアロイヤルC』である。
『いちょうS』と言えば、過去には名馬エアグルーヴやメジロドーベル、最近ではクラリティスカイ(2015年NHKマイルC勝利)やイスラボニータも輩出したレースである。2歳王者はもちろん、後のG1戦線やマイル戦線にも影響を与える重要な一戦と言えるだろう。
今年はフルゲート18頭のところに10頭が登録。頭数は少ないが、個性豊かな素質馬が集まり目の離せない一戦となった。
まず注目されるのが、クライムメジャー(牡2 栗東・池江泰寿厩舎)。
半兄には菊花賞2着馬で重賞4勝のサトノノブレスがいる良血馬である。デビュー戦の一週前追い切りでは、栗東坂路で4ハロン50秒2という2歳としては破格の時計をマークした。レースでは8枠15番からの出走となり、好スタートから2番手集団の外目を追走。終始外々を回る厳しい競馬となったが、直線では大外に持ち出して余裕たっぷりの差し切り勝ち。 直線でモタれる面を見せながらも、メンバー上がり最速の33秒9を叩き出した。
今後は朝日杯フューチュリティステークスを大目標として見据えているだけに、ココもあっさり通過と行きたいところだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛