真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.06 08:56
【徹底考察】毎日王冠(G2) リアルスティール「安田記念の大敗は福永祐一騎手の『騎乗ミス』だけにあらず。もう一つの『敗因』はデムーロだけでは変わらない」
監修=下田照雄(栗東担当)
1つは8枠11番からのスタートだったこと。大外から2頭目の発進となり、当然ながら前に馬を置いて折り合いをつけにくい状況。大外から被せてくると思われていたレッドアリオンが前に行かなかったことも、福永騎手にとっては誤算だったはずだ。
そこに、マークしようと考えていた最大のライバル・モーリスが好位に取り付いたことで、リアルスティールをスタートから出して行かなければならなかったことが重なる。結果的にスタートから勢いをつけた分、馬が行く気になって折り合いを大きく欠くこととなった。これは言うなれば、福永騎手の責任の範囲だろう。
ただ、もう1点はどちらかといえば「陣営」に原因があるように思う。
ドバイ帰りの4月から間隔が開いたため、安田記念の最終追い切りをつけた福永騎手はサンケイスポーツの取材に「いつもの最終追いは馬なりですが、『いつもより強めに負荷をかけたい』と矢作調教師から言われていた」と語っている。
実際に、この時のリアルスティールは栗東の坂路でしっかりと追われて4ハロンで50.8秒、ラスト12.0秒と抜群の動きだった。この動きから、本馬の調子自体は良かったはずだ。
しかし、結果的にこの「強い最終追い切り」が、リアルスティールの気性面にマイナス影響を与えた気がしてならない。4ハロンで50.8秒というのは、まさしく前向きな気性を持ったマイラーやスプリンターが叩きだす時計だ。
無論、生涯初のマイル戦ということもあり、一概にこの最終追い切りが悪かったとは言えないが、結果的には”裏目”に出たのではないだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
JRA崖っぷち調教師東西編~的場均・古賀史生・柄崎孝・本間忍ほか~
武豊騎手が「異常馬場」に怒り!? JRAの主張と食い違う騎手の主張「高速馬場=故障しやすい」は錯覚なのか- JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も“同情の声”が集まらないワケ
- JRA「牝馬二冠」へアーモンドアイ最大の「不安」……能力圧倒的も「出遅れグセ」の奥にある「唯一の弱点」とは
- JRA藤岡佑介「不可解」な脚質転換にファンの不満爆発!? 関屋記念(G3)グランデマーレ「最速上がり」繰り出すも5着……
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA覚えておきたい新潟名物「千直」総ざらい!2010年以降の全274レースを徹底分析! 夏競馬の回収率アップに知っておきたいデータとは
- 【関屋記念(G3)予想】1番人気「鉄板データ」でディヴィーナには逆らえない!? データで買える穴馬で好配当狙い
関連記事

昨年、惨敗の毎日王冠から読み解く!? 「堅実派」ステファノスに見出す戴冠の可能性とは?

【徹底考察】毎日王冠(G2) ロゴタイプ「モーリスを撃破した新マイル王の『真の実力』は?【血統】が語る安田記念の勝利の必然性とは」

アンビシャス、鍵を握る毎日王冠(G2)での「前・後」 世代屈指の末脚を有するも、一番心配なのはC.ルメール騎手の「前科」と「意気消沈」か……

毎日王冠(G2)出走のルージュバック、絶好舞台で「完全復活」は? 前走エプソムC「究極の末脚」を再び引き出せるか

【毎日王冠(G2)展望】春の巻き返しを懸けてリアルスティールとアンビシャスが激突!飛躍が期待されるロゴタイプ、ウインフルブルームの「真価」は!
















