GJ > 競馬ニュース > ゼーヴィントの「代打」が菊花賞
NEW

皐月賞馬ディーマジェスティを追い詰めたゼーヴィントの「代打」が菊花賞出走へ!遅れてきた「大物ステイヤー」が昨年の「菊花賞ジョッキー」とコンビ結成か!

【この記事のキーワード】, ,
kamisama.jpg

 根気よくどこまでも伸び続ける末脚が、この馬の真骨頂だ。

 神戸新聞杯(G2)、セントライト記念(G2)などのトライアルレースが終了し、いよいよ出走メンバーが固まってきた今年の菊花賞(G1)。『史上最強世代』といわれるほどハイレベルな今年の3歳牡馬のクラシック最終戦だが、レースを3週後に控えた先週になって、ラスト一冠に”滑り込んできた”素質馬がいる。

 2日の阪神9R兵庫特別(1000万下、芝2400m)を勝利したシュペルミエール(美浦・木村厩舎)である。

 阪神外回り長い直線の先に、菊花賞へつながる「道」が確かに見えていたのだろうか。逃げ粘る同世代のサトノエトワールを、外から一完歩ずつ追い詰めるシュペルミエール。鞍上の北村宏騎手のゲキに応え、最後はねじ伏せるように3/4馬身だけ前に出た。

「スタートはゆっくりでしたが、距離もありますから道中ゆっくりとリズムよく運びました。4コーナーの反応も良く、最後まで根気よく伸び続けてくれました。この距離も合っています」と鞍上が相棒を労えば、管理する木村哲也調教師も「菊花賞に使いたい希望もあって、このレースを使いました。折り合いに問題はありませんし、順調なら菊花賞へ」とコメント。

 重賞を2勝したアルビアーノの活躍など、昨年辺りから頭角を現してきた木村厩舎の今年の3歳牡馬といえば、先日のセントライト記念で2着して菊の切符を掴んだゼーヴィントがいる。

皐月賞馬ディーマジェスティを追い詰めたゼーヴィントの「代打」が菊花賞出走へ!遅れてきた「大物ステイヤー」が昨年の「菊花賞ジョッキー」とコンビ結成か!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  2. JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」