真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.06 09:13

皐月賞馬ディーマジェスティを追い詰めたゼーヴィントの「代打」が菊花賞出走へ!遅れてきた「大物ステイヤー」が昨年の「菊花賞ジョッキー」とコンビ結成か!
編集部

根気よくどこまでも伸び続ける末脚が、この馬の真骨頂だ。
神戸新聞杯(G2)、セントライト記念(G2)などのトライアルレースが終了し、いよいよ出走メンバーが固まってきた今年の菊花賞(G1)。『史上最強世代』といわれるほどハイレベルな今年の3歳牡馬のクラシック最終戦だが、レースを3週後に控えた先週になって、ラスト一冠に”滑り込んできた”素質馬がいる。
2日の阪神9R兵庫特別(1000万下、芝2400m)を勝利したシュペルミエール(美浦・木村厩舎)である。
阪神外回り長い直線の先に、菊花賞へつながる「道」が確かに見えていたのだろうか。逃げ粘る同世代のサトノエトワールを、外から一完歩ずつ追い詰めるシュペルミエール。鞍上の北村宏騎手のゲキに応え、最後はねじ伏せるように3/4馬身だけ前に出た。
「スタートはゆっくりでしたが、距離もありますから道中ゆっくりとリズムよく運びました。4コーナーの反応も良く、最後まで根気よく伸び続けてくれました。この距離も合っています」と鞍上が相棒を労えば、管理する木村哲也調教師も「菊花賞に使いたい希望もあって、このレースを使いました。折り合いに問題はありませんし、順調なら菊花賞へ」とコメント。
重賞を2勝したアルビアーノの活躍など、昨年辺りから頭角を現してきた木村厩舎の今年の3歳牡馬といえば、先日のセントライト記念で2着して菊の切符を掴んだゼーヴィントがいる。
PICK UP
Ranking
11:30更新元JRA藤田伸二氏「置いてきぼり」大塚騎手に同情……木村哲也調教師のパワハラ問題に「本人はあまりピンと来てない」
JRA痛ましい栗東火災事故から1年、5頭が犠牲になった村山明厩舎から希望の光。 “弔い星”を届けたアノ馬がオープン連勝!
JRA三浦皇成を落馬に巻き込んでしまった「あの新人騎手」がまさかの選択!? 順調に回復見せるも復帰には難題多く……
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 武豊を潰した新人騎手「暴走」に物議!? 連続斜行でレースぶち壊し……未だデビューから1人だけ勝てない「焦り」か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- ヤマニンウルス、オーサムリザルトに新たなライバル登場か…元クラシック候補が路線変更ズバリ、M.デムーロ「強かった。乗っていただけ」
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
関連記事
前哨戦から考える「最強世代・菊花賞の行方」 サトノダイヤモンドとディーマジェスティの力は圧倒的も、2強対決には疑問な「不安要素」と「不気味な伏兵」の数々。そしてエアスピネルは?
「この夏、最大の上がり馬」カフジプリンスの迷走……予定される3カ月間で10600mのマラソンは『矢作マジック』再来の布石なのか!?
【徹底考察】セントライト記念(G2) ディーマジェスティ「世代唯一の『二冠』が狙える皐月賞馬。ここは通過点もデータが示す『勝率』は意外にも……」
【夏季特別企画】史上最強世代・最後の一冠『菊花賞の行方を占う』Vol.10「野分特別を4馬身差圧勝!ノガロは『伝説の新馬戦』を演じた菊花賞馬の奇跡を再び起こせるか」
【夏季特別企画】史上最強世代・最後の一冠『菊花賞の行方を占う』Vol.9「これで皐月賞10着馬……札幌2600mでまたも5馬身差の圧勝劇!ますます混沌を極める『淀』への道」