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O.マーフィー騎手「あの不利がなければ……」金鯱賞(G2)復調したラストドラフトが「逆襲」へ虎視眈々

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 15日(日)、中京競馬場では金鯱賞(G2)が行われる。大阪杯(G1)の優先出走権が付与されることもあり、今年も中長距離G1を見据える実力馬が集結した。

この1戦で勝利を狙うのが、ラストドラフト(牡4歳、美浦・戸田博文厩舎)だ。

 ラストドラフトは、キャリア2戦目となる京成杯(G3)で重賞初制覇達成。だがその後が続かず、クラシックでは結果を残せなかった。

 休養を挟み、秋初戦となったオクトーバーS(L)では1番人気を裏切って8着と惨敗。だが中日新聞杯(G3)では、最後の直線で勝ち馬サトノガーネットの鬼脚に交わされたものの、2着と好走。さらに今年の初戦となったアメリカジョッキーCC(G2)でも3着と、馬券圏内に入り復調気配を見せている。

「AJCCでは中団後方につけて内を追走していました。勝負どころで上がって行こうとした矢先に、前に出ていたマイネルフロストが故障。下がってきた同馬を交わすため、想定していたよりも外に出されることになり、そこから懸命に脚を伸ばしたのですが、届かずに3着。

 騎乗していたO.マーフィー騎手も『あの不利がなければ、もっと前の馬に迫れたと思います』と語っていたように、前走が実力のすべてではないはず。ここはやってくれるでしょう」(競馬誌ライター)

 美浦Wで行われた1週前追い切りでは、僚馬ダイシンインディーを追走し、1馬身先着。時計は5F64秒9、ラスト12秒9を記録。斎藤助手は『デイリースポーツ』の取材に応じ、「時計も十分だし、動きも良かった」と期待を込めている。

「今回の中京競馬場の芝2000mは、2着に入った中日新聞杯と同条件。またラストドラフトはキャリア7戦中5戦で芝2000mを経験するなど、この距離を主戦場にしています。さらに上を目指すためにも、ここで不甲斐ない走りを見せるわけにはいかないのは当然です。陣営としても、ステップレースを勝って、大一番に備えたいところでしょう」(競馬記者)

 金鯱賞には昨年の最優秀3歳牡馬に輝いたサートゥルナーリア、チャレンジC(G3)を勝ったロードマイウェイ、NHKマイルC(G1)で2着に入ったケイデンスコールなど、同世代のライバルたちがずらりと顔を揃える。

 今回から新たに吉田隼人騎手とコンビを組むことになったラストドラフトは、ここで結果を残し、存在感を示すことができるだろうか?

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