真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.11 08:28
【G1回顧・南部杯】ライバル寄せ付けずコパノリッキーがスーパーレコードで完勝!ダート王の圧倒的な強さに「名言」の武豊騎手も冷や汗?
編集部
直線の入り口こそ、ただ1頭だけ内側を通ったレーザーバレットが先頭に躍り出るが、レース後に田辺騎手が「今日は内(のダート)が深くて伸びない」と話していたように、これはリスクのあるギャンブル。レーザーバレットも必死に抵抗したが、結局5着に沈んでいる。
最終的に田辺騎手がコパノリッキーにムチを入れたのは、1頭で完全に抜け出した後に気を抜かないようにするためだけのもの。最後まで余裕の手応えで、ベストウォーリアを1馬身3/4振り切ったところがゴールだった。
なお、走破タイムの1:33.5は従来のレコードを1秒3も更新するスーパーレコードだ。
コパノリッキーはこれでかしわ記念(G1)、帝王賞(G1)に続く3連勝。共に圧倒的な強さで制していることから、今のダート界でこの馬を止められる存在を探すのが難しい状況になりつつある。
鞍上の田辺騎手も「自信を持って乗れた。休み明けながら状態が良く、強い競馬ができた。道中の力みがなかったので(これだけのペースでも)ペースが速いと思わなかった」と相棒の完成度に脱帽している。
だが、この勝利に気が気ではないのが、主戦の武豊騎手なのかもしれない。
実は、武豊騎手は先月28日に開催された日本テレビ盃(G2)をアウォーディーで快勝した際、勝利騎手インタビューで「次は、(JBCの開催される)川崎で会おうディー」と名言?を残しているだけに、順当に行けばJBCクラシックでアウォーディーに騎乗予定となる。従って、そこでコパノリッキーと激突する可能性があるのだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?