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JRA武豊キタサンブラック弟が初勝利! 「競馬に慣れてきている」秋の大舞台へ、エブリワンブラックが大きな一歩

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JRA武豊キタサンブラック弟が初勝利! 「競馬に慣れてきている」秋の大舞台へ、良血馬が大きな一歩の画像1

 測ったように差し切った。

 4日、阪神競馬場で行われた3R(3歳未勝利)は、2番人気のエブリワンブラック(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎)が優勝。G1・7勝を誇るキタサンブラックの全弟が待望の初勝利を上げた。

 期待の良血馬がようやく一歩、階段を上がった。

 15頭立てで行われたダート2000mの一戦。課題のスタートを決めたエブリワンブラックだったが、武豊騎手は無理せず後方へ。最後の直線ではハナを切ったニホンピロストームが逃げ切り態勢に入っていたが、最後は測ったようにクビ差差し切って先頭でゴールを駆け抜けた。

「昨秋のデビューから初勝利に時間が掛かりましたが、武豊騎手が『この馬にしては、今日はゲートを出たね』と振り返っていた通り、課題のゲートを出たのが大きかったですね。血統的な期待も然ることながら、なかなか奥のありそうな馬。芝でもやれそうですし、今後が楽しみですよ」(競馬記者)

 昨秋、東京の芝1800mでデビューしたエブリワンブラックだったが、スタートで致命的な出遅れ。最後は上がり3ハロン33.9秒の脚で追い上げての3着だっただけに、今後は再びの芝挑戦もありそうだ。

 キタサンブラックの全弟ということで、2017年セレクトセールの当歳セリでは1億5660万円(税込み)の高値が付いた良血馬。初勝利まで時間が掛かったが、偉大な兄が古馬になって本格化したように、まだまだこれから成長が期待できる血統だ。

 兄の主戦だった武豊騎手も「道中の行きっぷりも良くなっているし、競馬に慣れてきている」とエブリワンブラックの前進を評価。ダート2000mを勝ち上がったことで兄同様、長い距離が合いそうなだけに秋の菊花賞(G1)では是非、見てみたい馬の1頭だ。

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