GJ > 競馬ニュース > コントレイルはダービーも勝利?  > 2ページ目
NEW

JRAコントレイルはダービーも勝てるのか? 敗れたサートゥルナーリアとの「決定的な違い」とは

 サートゥルナーリアは東京競馬場でのレース経験がなかった。昨年の天皇賞・秋(G1)では、好位から抜け出す絶好の展開だったにもかかわらず、アーモンドアイどころか他の馬にも先着を許す6着に敗れている。同じく左回りである中京の金鯱賞(G2)を圧勝してみせたものの、東京コースへの不安が払拭されたわけではない。こちらについてはいまだ原因がはっきりしておらず、今後の課題となっている。

 対極的にコントレイルが最も強い競馬をしたのが、東京開催の東スポ杯2歳Sだった。勝ち時計の1分44秒5は当然レコード。古馬一線級が出走した毎日王冠(G2)を制したダノンキングリーの勝ち時計1分44秒4と0秒1差でしかなかったことは、この時期の2歳馬として異常な強さを見せていたことがわかる。

 三つ目はディープインパクト産駒であることだ。

 世界的スプリンターだったロードカナロアを父に持つサートゥルナーリアは距離の不安が付きまとったが、コントレイルの父ディープインパクトにはそこまでの不安はない。実際に過去10年のダービー馬の父は、半数にあたる5頭がディープインパクト産駒だ。これはコントレイルにとっては大きな援護射撃となるに違いない。

 これらは過去の傾向をもとに「無敗のダービー馬」誕生について、追い風となるデータを集めたに過ぎない。だが、実現の可能性はかなり高いといえるのではないか。

JRAコントレイルはダービーも勝てるのか? 敗れたサートゥルナーリアとの「決定的な違い」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 武豊「世界レベルでやれる馬」海外重賞ウイナーと再コンビ決定! 気になる「主戦」川田将雅の動向は?
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  8. JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
  9. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  10. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か