JRAコントレイルはダービーも勝てるのか? 敗れたサートゥルナーリアとの「決定的な違い」とは

19日、中山競馬場で行われた牡馬クラシック第1弾・皐月賞(G1)を制し、無敗の皐月賞馬となったコントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、次に目指すのは無敗のダービー馬となる。
3強といわれた皐月賞を快勝し、改めて1強だったことを証明した。この勝利で鞍上の福永祐一騎手はクラシック完全制覇を成し遂げた。福永騎手は19回目の挑戦となった皐月賞を「克服」し、18年にはワグネリアンで「悲願」のダービージョッキーの称号も手に入れている。
日本ダービー(G1)制覇に向け、順風満帆に見えるこのコンビに、もはや弱点はなくなったといえるのだろうか。
無敗のダービー馬誕生の可能性を探るため、改めて日本ダービーの歴史を振り返ってみたい。
過去30年で無敗の皐月賞馬がそのままダービー馬となったのは3頭。91年のトウカイテイオー、92年のミホノブルボン、2005年のディープインパクトが該当する。トウカイテイオーとミホノブルボンは5戦目、ディープインパクトは4戦目での勝利だ。01年のアグネスタキオンはダービー前に屈腱炎を発症したため、出走していない。
次に皐月賞を1番人気で制した馬が、ダービーも連勝したケースとなると、直近では05年のディープインパクトまで15年遡る必要がある。コントレイルと同じく、ホープフルS(G1)から直行で皐月賞を制したサートゥルナーリアは圧倒的1番人気に支持された昨年のダービーを4着に敗れている。
サートゥルナーリアとコントレイルは、いずれもキャリア4戦目での皐月賞制覇だった。ホープフルSから直行だった点も同じであれば、これは気になる材料だろう。少なくともデータ上では危険というジャッジの余地も残されている。
ここまで昨年のサートゥルナーリアと酷似しているが、2頭には3点ほど大きな違いがある。
まず一つ目は騎手の乗り替わりだ。
サートゥルナーリアは、デビューから3戦をM.デムーロ騎手の手綱で勝利したが、突然C.ルメール騎手への乗り替わりが発表された。結果的に皐月賞は勝てたが、今度はそのルメール騎手が直前で騎乗停止になる誤算もあった。そして、新たにD.レーン騎手とコンビを組んだダービーは4着に敗れてしまった。
乗り替わりでダービーは勝てないといわれるように、大一番を前にした急遽の鞍上交替の影響も少なからずあったのではないだろうか。
対して、コントレイルは東スポ杯2歳S(G3)こそR.ムーア騎手で勝利したが、それ以外の3戦は福永騎手が騎乗している。人馬の信頼関係が希薄だったサートゥルナーリアとは一線を画しているといえそうだ。
二つ目は東京コースの経験だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ- JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
- 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- JRA武豊「復活」の京都記念(G2)完勝は「確執と低迷」の序章……近藤利一オーナー死去、アドマイヤビルゴ登場まで長過ぎた沈黙の時間
















