真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.17 08:12
母を超える「絶景」を――歴史的名牝ブエナビスタの娘コロナシオンがデビュー戦を完勝!母を彷彿とさせる異次元の末脚に調教師も「びっくりした」
編集部
母と同じ京都の芝1800mでデビューを迎えたコロナシオン。スタートはまずまずだったが、初めてのレースということもあって鞍上が促さないと加速しない幼さを見せる。ルメール騎手は、そのまますぐに馬の後ろに入れて折り合いをつけている。
1000mの通過は63.1秒。10頭立ての2歳新馬戦らしいスローペースを、コロナシオンは後方から3番手を追走している。気性面の心配はあまりなさそうだが、スピードが乗ってこないのだろう。道中のルメール騎手の手綱は、常に促し気味に動き続けていた。
あくまで「このままなら」という話だが、少なくともペースの速い短距離やマイル戦では相当追走に苦労しそうだ。実際に勝負所の第4コーナー付近でも加速に手間取り、やや置かれ気味にポジションを下げている。
しかし、いざ直線で外に持ち出されて、追い出してからの脚はさすがの一言。
まだまだ反応が鈍いところがあるものの、MAXスピードは完全に他馬と脚色が違った。2位よりも0.6秒も速い上がり3ハロン33.8秒。まさしく”別次元”の末脚であっという間に先頭の馬を交わし切ってゴールへ飛び込んでいる。
「進んでいかなくて心配したけど、加速してからの脚は凄かったですね。血の成せる業でしょう。まだまだ良くなるのはもっと先なので、デビュー戦を勝てたのは、今後に向けてもよかったと思います」
池添学調教師の話では、まだ一度も調教で強い追い切りをしたことがなかったそうだ。実質これが初めての”本気”となったわけだが、レース後の師は「初めて力を見ました。やっぱり血ですね……すごい。びっくりしました」と興奮気味に語った。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?















