
JRA アーモンドアイ「芝G1レース8勝目」は安田記念(G1)で? ダノンプレミアムら超強力ライバル相手に金字塔を打ち立てるか!?
ヴィクトリアマイル(G1)をノーステッキで圧勝したアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)。これで同馬は1984年のグレード制導入以降、芝のG1レースで最多勝記録タイの通算7勝。ディープインパクト、シンボリルドルフ、テイエムオペラオーら、レジェンドに並ぶことになった。
今後アーモンドアイが、芝のG1レース8勝目をかけてどこに出走するのかが注目されていた。そんな折、同馬を管理する国枝調教師が「安田記念の可能性はある」と明かしたと「日刊スポーツ」が報じている。
記事によれば、国枝師は「最終的にはオーナーサイドが決める」と前置きした後に、次走が安田記念になる可能性を示唆したという。まだどうなるのかはオーナーの発表待ちの段階だといい、「今週中には決まると思います」と話したそうだ。
ヴィクトリアマイルを勝利後、主戦のC.ルメール騎手は「安田記念はビッグレース。去年は残念でした(スタート後に不利を受け3着)。リベンジしたい」と切望していた。
アーモンドアイが安田記念に向かうとなると中2週での出走。間隔の狭さを嫌がった陣営が“回避”という決断を下すことも十分ありえる。だがもし同馬が出走するとなれば、今年の安田記念は例年にも増して豪華な1戦となるだろう。
まず今年の安田記念には、昨年アーモンドアイと同様に不利を受けて16着と惨敗したダノンプレミアムが、D.レーン騎手と初コンビを組んで参戦予定だ。
昨年はG2を2勝したが、肝心のG1では2度の2着があったものの未勝利。今年はクイーンエリザベスS(G1)から始動し、好位追走から直線で2番手まで上がるも、そこから伸びを欠き3着に終わっていた。
世代最強マイラーとも称されているが、G1勝利は2歳時に1度のみ。そろそろ2度目の栄光を掴んでもいいはずだ。
さらに昨年の安田記念、マイルCS(G1)とマイルのG1を連勝し、統一マイル王に輝いたインディチャンプもスタンバイ。
今年は始動戦となった中山記念(G2)こそ4着に敗れたが、続くマイラーズC(G2)ではさすがの強さを見せて勝利。鞍上の福永祐一騎手はレース後、「マイルのチャンピオンですからね。ふさわしい走りができたと思います。安田記念にいい形で向かえるのではないでしょうか」と次走を見据えていた。
昨年の王者としてライバルたちを迎え撃つインディチャンプ。不甲斐ない姿を見せるわけにはいかない。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- ヤマニンウルス、オーサムリザルトに新たなライバル登場か…元クラシック候補が路線変更ズバリ、M.デムーロ「強かった。乗っていただけ」
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
関連記事
JRAダノンプレミアムはD.レーンと「新コンビ」決定。「負けられない」川田将雅! 京王杯SCの屈辱を安田記念(G1)でリベンジか!?
JRA 「7冠馬」アーモンドアイの次走は安田記念が濃厚!? ルメールは昨年敗れたリベンジ希望! サートゥルナーリアとの対決は秋競馬か
JRA「お騒がせ払拭」ダノンプレミアムが安田記念(G1)参戦!! 主戦・川田将雅「アドマイヤマーズ」と新コンビ報道に陣営の判断は……
JRA福永祐一から北村友一へ ミスターメロディは乗り替わりで安田記念(G1)参戦! 「スランプコンビ」の巻き返しなるか!?
JRA「超豪華」メンバーが安田記念(G1)に集結!ドリームマッチ誕生の裏に今年だからこその嬉しい“誤算”が!?