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JRA武豊もガッカリ!? 代打・池添謙一「すみません」平安S(G3)1番人気ロードレガリス10着大敗で連勝ストップ……

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 一体、どうしてしまったのだろうか……。

 23日、京都競馬場で行われた平安S(G3)は、3番人気のオメガパフューム(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)が優勝。見事、主戦のM.デムーロ騎手の代役を果たした鞍上の北村友一騎手にとっては、嬉しいJRAダート重賞初勝利となった。

 その一方、ほぼ何もできずに敗れてしまったのが、1番人気に支持されたロードレガリス(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)だ。

 14頭立てで行われたダート1900mのレース。スタートでやや立ち遅れたロードレガリスは、後方からの競馬を余儀なくされる。向正面で後方にいた各馬が進出を開始するが、池添謙一騎手がゴーサインを送ろうとも馬が反応せず……。結局、最後方で最後の直線を迎え、10着に大敗した。

「うーん、どうしたんでしょうね。スタートはまずまずでしたが、そこから池添騎手が促したものの行き脚がつかず……3コーナー手前でもうムチが飛んでいましたし、道中の行きっぷりも明らかに良くなかったですね。一応、上がり3ハロンは勝ったオメガパフュームに次ぐ35.9秒だったので、末脚自体は使ってはいるんですが。

 前走、同じ京都ダート1900mのアルデバランS(OP)で半馬身差の接戦を演じたスワーヴアラミスが5着だったので、上位陣の力が上だった可能性はあります。それにしても、ちょっと見せ場がなさ過ぎましたね。こんな馬ではないと思うので、少し心配です」(競馬記者)

 レース後、池添騎手は「ゲートを出た瞬間に、耳を絞って嫌気が差していました。集中力を持たせることができず……」と痛恨のコメント。最後に「すみません」と言葉を絞り出すのがやっとだった。

 大井で4戦3勝と活躍した後、昨秋から再びJRA入りしたロードレガリス。そこから破竹の4連勝で、重賞初挑戦となった今回は試金石の一戦だったが、歴戦の猛者たちの厚い壁に跳ね返された格好だ。

 一方、明日のオークスに騎乗するため、この日は東京に参戦していた武豊騎手は平安Sの約10分後に行われた東京のメイS(OP)を鮮やかに勝利。

 明日のG1へ、弾みをつけたものの、期待の大物からまさかの“悲報”が届いてしまった。

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