GJ > 競馬ニュース > 「後継者」コントレイルに課せられた宿命  > 2ページ目
NEW

JRA日本ダービー「正統後継者」コントレイルに課せられた宿命。「偉大過ぎた父」ディープインパクトが果たせていない、サラブレッドとしての「命題」

【この記事のキーワード】, ,

 無論、生涯成績14戦12勝、無敗三冠を含むG1・7勝を上げたディープインパクトを超えることは極めて難しい。競走成績としては、ほぼ「天井」に達していると述べても過言ではないほどの実績だ。

 しかし、昨夏に17歳で世を去ってから約1年、今年ついに父を超える資格を持った後継者が現れた。父と同じく皐月賞を無敗で制し、31日に東京競馬場で開催される「競馬の祭典」日本ダービー(G1)に挑戦するコントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 思えば、ディープインパクトという最高傑作が競走馬として世にデビューしたのも、父サンデーサイレンスが他界した2年後だった。何の科学的根拠もないが、競馬界には古くから「亡くなった種牡馬の仔は走る」という格言のようなものがあり、これまでも数々のドラマを生み出してきた。

 コントレイルが追うべき父の背中は、まだまだ遥か彼方だ。しかし、この無敗の皐月賞馬には、ディープインパクトの最高傑作になり得る大物感がある。ここまでキャリア4戦で示してきたパフォーマンスは世代間で突出しており、今回の日本ダービーを楽勝しても、もはや驚く者はいないだろう。

 陣営が以前から距離の限界を語っているコントレイルが今後、ディープインパクトの道程をそっくり追い続けるのは難しいかもしれない。しかし「父を超える」という道は何も無敗の三冠達成だけが、すべてではないはずだ。

 7戦で途絶えた無敗記録の更新、そして人為的ミスにより、失格の憂き目に遭った世界頂上決戦・凱旋門賞(仏G1)の制覇――。晩年に生まれた“最高傑作”がまずは日本ダービーを制し、大いなる階段を1段ずつ高みへ登っていく。

JRA日本ダービー「正統後継者」コントレイルに課せられた宿命。「偉大過ぎた父」ディープインパクトが果たせていない、サラブレッドとしての「命題」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. なぜ春の牝馬限定重賞は荒れるのか、的中のコツは発情!? JRAフィリーズレビュー有力馬「リバーラ・ブトンドール」の扱いは?
  2. 意外に荒れる札幌記念。12年連続万馬券の理由。1番人気12連敗でプログノーシスに危険信号、浮上したのは想定外の穴馬
  3. 戸崎圭太「裏目騎乗」に厳しい声!? 負の連鎖が止まらない…チューリップ賞(G2)ドゥーラも「戦意喪失」
  4. 「これが数日前にダービーを勝った馬か…」幻の馬の幻になったエピソード。「賞金ぜんぶ使ってもいいから、命だけは」オーナーの悲痛な叫びと当時を知る記者の話【競馬クロニクル 第19回】
  5. JRA福永祐一が漏らした「後出し」とマスコミの暗黙のルール。「2年連続10万馬券」フェブラリーS攻略のキーポイントとは
  6. サイレンススズカ級は不在!混戦模様の毎日王冠はローシャムパークでもシックスペンスでもない“まさかの激走穴馬”急浮上!
  7. JRA「女性夜這い記者」の正体はあの「有名番組」レギュラー……以前からあった「悪評」と「女性蔑視」体質
  8. 武豊がフリーアナ・美”馬”玲子と不倫!? その誠実イメージをひっくり返す「オンナ関係」と「遊び人」ぶり
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. 「最後の東京重賞だからこそ…」エプソムCは複雑な思惑が絡み合う波乱の一戦。レーベンスティール、ヴェルトライゼンデよりもこの馬、凄腕馬券記者の絶対に買うべき格下穴馬