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2020.05.25 20:00
JRA日本ダービー(G1)「波乱の前触れ」!? 福永祐一、レーン、武豊が揃ってオークス(G1)見せ場なし! 「惨敗トリオ」が抱えるそれぞれの不安
編集部
福永騎手のリリーピュアハートは管理する藤原英昭調教師が「将来的に長い距離で牡馬相手に勝ち負けできると確信しているので、大事に育てていきたい」と大きな期待を寄せている馬だった。
確実に出走できるミヤマザクラではなく、抽選突破のリスクもあったリリーピュアハートの騎乗には手応えを感じての選択だっただろう。ところが、スタートでの大きく出遅れが災いしたこともあり、後方から差を詰めただけの結果に終わった。
レース後のコメントで「今日のレースはそれがすべてです」と福永騎手は悔やんだが、1週前に行われたヴィクトリアマイル(G1)でもビーチサンバで出遅れている。スタートの上手さに定評がある福永騎手がG1の大舞台で2週連続の失態を犯したのは心配である。
皐月賞のコントレイルは後方待機となったとはいえ、これは出遅れではなく馬が進んでいかなかったため、結果的に後ろからの競馬となったに過ぎない。出遅れが原因による後方からの競馬とは一線を画するものだといえるだろう。
昨年のダービーでも無敗の2冠達成が濃厚と見られていたサートゥルナーリアが、出遅れで敗れたのは記憶に新しい。まさかの3週連続の出遅れがないことを祈るばかりだ。
上位人気確実の3頭がそれぞれに不安を抱えるダービーだが、果たしてどのような結果が待っているだろうか。
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