JRA「珍名新馬」が今年も登場! シゲル軍団は『カイチョウ』『マドギワ』『シンジン』など肩書シリーズ!! 『ニャンニャン』『クマサンニデアッタ』も!?
毎年、競馬界にはファンを沸かせる珍名を持つ新馬が登場する。昨年は、皐月賞馬キャプテントゥーレの半弟『ナムアミダブツ』、新馬戦で2着に6馬身差をつけて勝利した『オヌシナニモノ』などが話題を集めた。
今年も珍しい名前の新馬はいないかと探してみた。まずは『シゲル』の冠名に「魚」や「動物」をテーマにした馬名をつけることでお馴染みの関西馬主界の重鎮・森中蕃オーナーから。
今年のラインナップを見ると、『シゲルカイチョウ』『シゲルシャチョウ』『シゲルジチョウ』などがいる。どうやら、今年はサラリーマンの世界などでよく使われる“肩書”がテーマになっているようだ。だが、その中には『シゲルヒラシャイン』『シゲルシンジン』『シゲルマドギワゾク』とちょっとひねったものまでいる。
「実は“肩書”シリーズは2010年のデビュー馬にも使われているんです。中でも『シゲルジュウヤク』はキャリア後半から障害に転向すると、阪神スプリングジャンプ(G2)を勝ち、中山グランドジャンプ(G1)でも3着に入るなど活躍。森中オーナーが所有した馬の中でトップの獲得賞金額を誇っています。
また今年は肩書シリーズを付けられた馬以外にも、昨年の桜花賞(G1)2着シゲルピンクダイヤの半妹であるシゲルピンクルビー(父モーリス)、重賞勝ち馬グァンチャーレの半妹シゲルピンクサクラ(父リーチザクラウン)もいるみたいです。
一昨年はシゲルピンクダイヤが躍進を果たし、『森中オーナー初のG1勝利もあるか』と騒がれました。これまではデビュー戦を勝ち上がったものの、以降も活躍できる馬は極少数でしたが、今年は大金星を狙っているのかもしれません」(競馬誌ライター)
そして同じく珍馬名をつけることで知られる馬主・内田玄祥氏もJRAで『イロエンピツ』『キミョウキテレツ』、さらに地方でも『クマサンニデアッタ』『チュンチュンマル』などをデビューさせる予定だ。また新興の馬主である大田恭充氏も、『ニャンニャン』『チャチャヒメ』などがスタンバイしている。
だが一方、高松宮記念(G1)の勝ち馬オレハマッテルゼ、阪神牝馬特別(G2)を制したエガオヲミセテなどを所有していたことで知られる小田切有一氏は、2018年産の所有馬が確認できないため、今年は所有馬をターフに送り込まない可能性も高い。昨年は数こそ減ったものの『ヤンヤノカッサイ』『キットヨイヒニ』らがデビューしていたのだが……。一抹の寂しさを感じる人もいるだろう。
珍馬名を持つ馬はどんな走りを見せてくれるのだろうか。個人的には崖っぷちからのスタートとなる『シゲルマドギワゾク』に、その名を裏切る活躍をしてもらいたいところだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
- JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















