GJ > 競馬ニュース > ディーマジェスティは足りなかった
NEW

ライバルに完敗したディーマジェスティに足りなかったものは「執念」か。過去に菊の大輪を手にした関東馬の「菊花賞攻略法」とは

【この記事のキーワード】, ,
dhi-majesthi.jpgディーマジェスティ「競馬つらつら」より

 ラスト800mのハロンを通過し、京都競馬場の名物「淀の坂」の下りに入った時、ディーマジェスティの鞍上・蛯名正義騎手は「二冠」を意識したのではないだろうか。

 23日に行なわれた菊花賞(G1)。勝負所で動き出した最大のライバル・サトノダイヤモンドに、外から馬体を併せにいったディーマジェスティ。

 この僅か数秒後、一体どちらが菊の大輪を手にしているか定かではなかったが、少なくともこの瞬間までのディーマジェスティのレース運びはほぼ完璧だったように思える。最終コーナーで2頭が並んだ時は、誰もがここから始まる「2強」の壮絶な叩き合いを想像したはずだ。

 しかし、その後に待っていたのは明と暗。サトノダイヤモンドの最強を証明するような圧巻の走りと、いつもの伸びを欠いて苦しむディーマジェスティの姿だった。

 最大のライバルを前に、ほぼ何もできなった。勝ち馬に2馬身以上突き放された上に、レインボーラインやエアスピネルにも先着を許し、2着さえ守れなかった。ディーマジェスティにとって、お互いに不利があった日本ダービー(G1)を超える、文句のつけようのない「完敗」である。

ライバルに完敗したディーマジェスティに足りなかったものは「執念」か。過去に菊の大輪を手にした関東馬の「菊花賞攻略法」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛