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JRAオルフェーヴル「復活」に池添謙一号泣! 宝塚記念(G1)プレッシャーに打ち勝った「グランプリ男」はモズベッロで大仕事!?

 スタートの時を迎えたオルフェーヴルは、出遅れることなくきれいに飛び出す。池添騎手は、まわりの馬を行かせて中団でレースを進めていくことを選択した。ネコパンチがガンガン逃げる展開で、ある程度レースが流れたので、オルフェーヴルを馬群の中に入れて、他の馬に囲まれながら折り合いをつけて進めた。

「ここ2走は大外枠だったことで、外目を進んでいったのですが、流れが遅く引っ掛かってしまい、折り合いがつきませんでした。今回は、6枠11番だったので、外目を進むこともなく、池添騎手は他の馬で壁を作り、オルフェーヴルの折り合いに専念していたようです」(同)

 4コーナーでスピードが上がると、直線は外目が比較的馬場が良いため、他馬は外側に流れて行き、インが空いた。そこを池添騎手は狙い澄ましていたかのように、オルフェーヴルの進路を内側に素早く取った。荒れ馬場は関係なく、末脚弾けて追い込んだ。優勝を確信したファンの大声援の中、オルフェーヴルは1着でゴールを駆け抜けていったのだった。

 初めて「ジョッキーを辞めたい」とまで思ったという池添騎手だったが、投票1位に選んでくれたファンに対して、オルフェーヴル復活を見せることができた。

 レース後に池江泰寿調教師が「(今日のオルフェーヴルは)いい時に比べると7分くらいの出来」だったと語っていた。池添騎手は、そんな状態であってもオルフェーヴルの底力を信じていたため、荒れた馬場の内側を選択することができたのだろう。

 勝利ジョッキーインタビューでは「ここまで本当にキツくて……勝てて本当に良かったと思います。沢山の方に競馬場に足を運んでもらって、この馬の力をやっと見せることが出来ました」と涙ながらに語った。

 今年の宝塚記念だが、池添騎手が乗るモズベッロは人気も低いと思われる。

 オルフェーヴルの時と比べれば、プレッシャー無く乗ることができるだろう。これまで人気薄でもG1を勝っている池添騎手だけに、ここは大胆な乗り方でグランプリ勝利数新記録を樹立してもらいたいものだ。

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