JRAレパードS&エルムS「夏のダート重賞」で狙うべきポイントとは? 武豊エアスピネルに割引データ、レパードSは「アノ馬」が急浮上
まず臨戦過程をチェック。過去10年の優勝馬10頭のうち、5頭がジャパンダートダービー、3頭がユニコーンステークス、2頭は1000万特別を勝利という傾向で、この10頭のうち9頭は6月以降のレースに出走。
ジャパンダートダービーとユニコーンステークスの着順は問わないが、それまでにオープン特別で勝利もしくは1000万特別を勝利している馬が勝利している。そもそもレパードステークスは、3歳ダート路線のトップ2であるジャパンダートダービーとユニコーンステークスを使った馬が激突するレース。出走馬のレベルが高いこともあり、ここを勝つには、それなりの臨戦過程と実績が必要だ。
また新潟ダートはスピードとパワーの両方が求められるレース。牝馬を除き過去の優勝馬の馬体重は458㎏以上なので、今年の出走馬もその程度の馬格が望ましい。
過去11年の優勝馬のうち10頭が左回りの経験があり、その10頭すべてが3着以内に好走している。レース経験が浅い3歳馬にとって、左回りの好走実績は優位になろう。
過去にミラクルレジェンドが勝利しているが、牝馬は17頭が出走して【1.1.1.14】と分が悪い。そのミラクルレジェンドもジャパンダートダービー4着、1000万特別で牡馬相手に勝利という実績があった。牝馬で好走するにはかなりの実績が必要となろう。
さらにエルムステークスと同様に、外国人騎手は過去11年で5度騎乗して未勝利。ルメールもデムーロも合わせて4度人気馬に騎乗して敗退している。新潟競馬の暑さも外国人騎手にとって明らかにマイナスだ。
以上の要素から、レパードステークスの優勝候補をまとめると以下の通りとなる。
■前走はユニコーンステークス、ジャパンダートダービー、1000万特別勝ちのいずれか
■オープン特別勝ちもしくは1000万特別勝ちの実績
■458㎏以上の馬体重
■左回りの好走実績
■牝馬は割引
■外国人騎手は厳しい
★今年の該当馬
デュードヴァン
以上、夏のJRAダート重賞に照準を合わせて傾向を探ってみた。皆様の馬券の参考にしていただきたい。
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