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JRA「コパノキッキング×武豊」まさかの敗戦で最大目標に“黄色信号”!? JBCスプリント(G1)はアノ騎手が再浮上か

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 12日、佐賀競馬場で行われたサマーチャンピオン(G3)は4番人気サヴィが重賞初制覇を飾った。2着には3番人気の3歳馬メイショウテンスイが入り、1番人気のコパノキッキング(セン5歳、栗東・村山明厩舎)は3着に敗れた。

 武豊騎手との初コンビで注目を集めたコパノキッキング。昨年のJBCレディスクラシック(G1)の勝ち馬ヤマニンアンプリメという強力なライバルの出走に加えて、トップハンデ58.5キロという未知の斤量を背負いながらも、単勝オッズ2.0倍に支持された。それだけファンはこのコンビに期待を寄せていたということだろう。

 だが、スタートで後手を踏んだコパノキッキングは、徐々にポジションを押し上げていったものの、最後まで前を走る2頭を捉えることはできないまま3着でゴールとなった。

 ほろ苦い結果となったコパノキッキングにとって、秋の目標は昨年2着に惜敗したJBCスプリント(G1)が掲げられている。そこで改めて、このコンビで結果を残してほしいところだが、そうはいかないかもしれない。

「武豊騎手のお手馬マテラスカイの存在が障害となりそうです。今回、コパノキッキングがサマーチャンピオンに出走した理由のひとつに、武豊騎手を確保するためにマテラスカイの出走したクラスターC(G3)を避けたとも考えられています。

そのマテラスカイはクラスターCをレコード勝利。次走は、11月にアメリカで行われるBCスプリント(G1)を目標にしています。しかし、新型コロナウイルスの影響で、遠征できるか不透明なため、JBCスプリントと両睨みの状況です。もし国内専念となれば、武豊騎手はコパノキッキングよりもマテラスカイに騎乗する可能性が高そうですね」(競馬記者)

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 そうなった場合、コパノキッキングの鞍上候補には藤田菜七子が浮上する可能性が高いと考えられる。昨年のリベンジという点では、こちらも熱い視線が送られること間違いなしだ。

 ただ、コパノキッキングは今回の敗戦でJBCスプリントに向けて、不安が残ったのも事実。サマーチャンピオンの敗因として、スタートと負担重量が挙げられるが、地方競馬での戦績が奮わない点は見逃せない。

 これまでにJRA重賞で3勝を挙げているコパノキッキングだが、交流重賞には5回出走して1勝しかしていない。これは地方競馬特有の小回りコースや深い砂を苦手としている可能性が高いということだ。さらに、今年のJBCが開催される大井競馬場は東京スプリント(G3)で5着に敗れた舞台でもあり、かなり厳しい条件と言えるだろう。

 始動戦のサマーチャンピオンは3着に敗れたが、JBCに向けて陣営がコパノキッキングに一体どのような仕上げ、対策を施すかも見どころとなるだろう。今後の動向に注目が必要だ。

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