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【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) タッチングスピーチ「世界No.1を誇るR.ムーア騎手の腕の見せ所。世代屈指の切れ者の『真の姿』とは」

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tacchingusupi-chi.jpgタッチングスピーチ(JBISサーチ公式サイトより)

『考察』

 短期免許で来日して、いきなり天皇賞・秋(G1)を制したR.ムーア騎手。今年の凱旋門賞(仏G1)をファウンドで勝つなど、紛れもない世界最高峰の実力を持つ名手が今週のエリザベス女王杯(G1)で騎乗するのが、このタッチングスピーチだ。

 昨年のローズS(G2)でミッキークイーンを破り、エリザベス女王杯でも3着したタッチングスピーチ。だが、さらなる躍進が期待された今春は京都記念(G2)で2着したものの、その後は3戦して惨敗続き。

 大阪杯(G2)、目黒記念(G2)、宝塚記念(G1)とメンバーが強いところを戦ってきたが、この馬らしさをまったく見せることができなかった。

 特に宝塚記念(G1)の走りは不甲斐ない。タッチングスピーチにとってキャリアで最強のメンバーだったことは間違いないが、それでも雨で重い馬場コンディションの2200mはエリザベス女王杯、京都記念と一線級のメンバー相手に存在感を発揮してきた条件。

 実際に勝ったマリアライトとは、エリザベス女王杯ではクビ+ハナ差まで追い込んでいたはずだ。

 それが後方から上がり3ハロン37.2秒と、まったく脚を使えないまま終戦。浜中俊騎手はレース後「前半からついて行けない感じ、気持ちもあまりなく、この馬らしさがなかった感じです」と語り、陣営は連戦の疲れに敗因を求めている。

 その後、夏は放牧に出たが、管理する石坂正調教師によると「体に痛いところが出てきた」とのこと。やはり相当なダメージがあったようだ。したがって今回は、まずそこから立て直しているかが焦点となるだろう。

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