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2016.11.10 09:38
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) タッチングスピーチ「世界No.1を誇るR.ムーア騎手の腕の見せ所。世代屈指の切れ者の『真の姿』とは」
監修=下田照雄(栗東担当)
母リッスンは英国のフィリーズマイルの勝ち馬。Sadler’s Wells産駒の中ではスピードのあるタイプで、そういった点が成功例のなかった組み合わせで、日本の競馬に対応できる産駒を送り出せた要因なのかもしれない。
それだけでなく、母の兄弟や従兄弟には欧州のG1馬がズラリ。それも各国の1000ギニーや2000ギニーなど、超一流のマイルレースでの勝ち鞍が目立つ。中でもアイルランド産のMagicianは愛2000ギニーだけでなく、アメリカのブリーダーズCターフも制した世界的名馬。したがって、本馬の牝系は世界的に見ても「超一流の血統」といえる。
キレを身上とするイメージがあるが、稍重だった昨年のエリザベス女王杯や重馬場だった今年の京都記念で好走しているように、重い馬場への対応力はかなり高い。
ディープインパクト産駒では珍しいケースだが、それだけ母方の血の欧州色が強いということだろう。血統的なスケールは、文句なしのG1級である。
≪結論≫
気になる状態面に関しては「リフレッシュできて、去年みたいな状態で使えるのではないかと思う」という石坂調教師の言葉を信じたい。ここを議論しても結論は出ないからだ。
それよりもタッチングスピーチにはエリザベス女王杯を戦う上で、仮に本調子であったとしても「大きな不安点」がある。
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