JRAコントレイル「ノースヒルズ×矢作厩舎」から大物が8馬身圧勝デビュー! 藤岡佑介「期待以上の内容」快速ポールネイロンが女王候補へ名乗り
今年も、話題のノースヒルズから「大物」が出現だ。
12日、中京競馬場で行われた新馬戦(芝1400m)は、4番人気のポールネイロン(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)が優勝。2着に8馬身差をつける衝撃的なデビュー戦となった。
「強かったですね。調教からセンスのいい走りで乗り味が良かったですし、期待以上の内容でいいスピードを見せてくれました」
鞍上の藤岡佑介騎手が手放しで称賛するのも当然か。12頭立てで行われた芝1400mのレース。開幕初日ということもあり、スタートから各馬が果敢に先手を取りに行ったが、そんな中、楽な手応えのままハナを制したのがポールネイロンだった。振り返ってみれば、この時点で“勝負あり”だったのかもしれない。
先頭のまま最後の直線に入ったポールネイロンは、藤岡佑騎手が軽くムチを入れてゴーサインを送ると、スッと後続を突き放す。その後は、まさにワンサイドのレースだった。
「ここではスピードが違い過ぎましたね。(最後の直線で)抜け出した後も藤岡騎手が何度かムチを入れていましたが、大半は見せムチでしたし、1頭になると気を抜くところがあるからでしょう。今回はスピードの違いで逃げる形になりましたが、まだまだ奥がありそうな逸材だと思います。
また、勝ち時計の1:21.5は中京競馬場の2歳タイレコード。発表こそ良馬場ですが、直前のレースまで稍重だったことを考えると、非常に価値の高い時計です。今年もノースヒルズから楽しみな馬が出てきましたね」(競馬記者)
ノースヒルズ生産馬といえば、今年は無敗の二冠馬コントレイルを筆頭に、重賞2勝で明日のセントウルS(G2)に挑むビアンフェ、きさらぎ賞(G3)を勝ったコルテジア、北海道2歳優駿(G3)を制したキメラヴェリテ、先月の西海賞(2勝クラス)を勝って、来週のローズS(G2)の惑星に躍り出たフィオリキアリなど、3歳馬が大活躍。
特にコントレイルは「ノースヒルズ×矢作厩舎」と、ポールネイロンとまったく同じコンビ。この秋、史上3頭目となる無敗三冠に挑む大注目のコンビが、早くも来年のクラシックへ向けて大物を送り込んできた。
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