真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.17 08:56
【徹底考察】マイルCS(G1) ヤングマンパワー「充実度No.1の新星が行なうべきは『婚活』!? 勝利の鍵は最後まで寄り添えるパートナーの存在」
監修=永谷 研(美浦担当)
つまり、強烈なキレを持つ馬に強襲されると切れ負けして抵抗できない面があるということだ。上記した4戦で唯一敗れた谷川岳Sはその典型で、ゴール前で強襲してきたピークトラムの前に切れ負けしている。
ただ、逆に関屋記念のマジックタイムなど瞬発力のある馬の追撃を振り切った3連勝は、いずれも先行馬との叩き合いを制して掴んだものだった。言い換えれば、敗れた谷川岳Sのように一頭で先に抜け出すのではなく、自分と同じようなところにいた有力馬と叩き合いに持ち込むことで、闘争本能を発揮して粘り込んでいるということだ。
多摩川Sではベルキャニオンと、関屋記念ではダノンリバティと、富士Sではイスラボニータといずれもしっかりと競り合いに持ち込んで、勝負どころで最大限のパフォーマンスを発揮できる形に持ち込んでいる。今のところ、これが本馬の勝ちパターンだ。
したがってマイルCSでも、当然ながらそういった形に持ち込みたい。それがミッキーアイルになるのか、ネオリアリズムになるのか、イスラボニータになるのかは定かではないが、いずれにせよ最後の直線では、いち早く「ゴール直前の最後まで頼りになるパートナー」を見つけて積極的に競り掛けたいところだ。
まるで”婚活”のような話だが、その上での問題は2つある。1つは有力なパートナーが見つからず、つまりは前崩れの流れになった場合、厳しい戦いを覚悟しなければならないこと。そして、最大の問題は3連勝して、本馬の勝ちパターンを作り上げた戸崎騎手が乗れないことだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
JRA有馬記念(G1)の「サイン」は錦鯉のM-1グランプリ!? タイトルホルダー好走を「確定」させる決定打を発見?- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは

















