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【徹底考察】マイルCS(G1) ヤングマンパワー「充実度No.1の新星が行なうべきは『婚活』!? 勝利の鍵は最後まで寄り添えるパートナーの存在」

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 こちらは関屋記念と打って変わって1000mの通過が59.8秒のスローペース。3番手を追走したヤングマンパワーは直線で内から抜け出し、イスラボニータの追撃を3/4馬身しのいでいる。

 こちらは展開に恵まれた面もあるので、そこまで高い評価はできないが、それでも東京のマイル戦で安田記念(G1)5着馬かつ、戦績に安定感のあるイスラボニータに勝ったことは評価できる。

 マイル戦でイスラボニータに先着したのはハープスター、ロゴタイプ、モーリス、フィエロ、サトノアラジンのわずか5頭。いずれもG1級の実力馬であり、そこにヤングマンパワーが6頭目として加わったということだ。

 ただし、本馬の場合、相手の方が1kg重かったことを忘れてはならない。

【血統診断】

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 父スニッツェルは豪州のリーディングの常連になるほどの成功を収めている大種牡馬。日本には2度シャトルされており、本馬はその2回目の世代にあたる。産駒の絶対数が少ないこともあって、重賞勝ち馬は本馬のみ。他に小倉2歳Sで2着したレオパルディナ、函館2歳Sで3着だったルリニガナがいる程度だ。

 サンデーサイレンス産駒となる母スナップショットはダートで3勝を挙げたが目立った活躍ではなく、本馬の一族でも叔父に小倉大賞典2着のユウワンプラテクトがいる程度。率直に述べて地味な血統だ。

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