JRA秋華賞(G1)デアリングタクトは「危険」!? 先週3連単3点で的中の「マル秘情報」が導き出す「激走馬」に注目! 京都内回りコース巧者はいったい……
18日、京都競馬場で秋華賞(G1)が開催される。デアリングタクトが無敗で3冠牝馬に輝くことになれば、史上初の大偉業となる。競馬場に観客の入場が再開してから初めてのG1ということも相まって、例年以上に注目度の高いレースとなるだろう。
秋華賞が行われる京都内回りコースは紛れの多いことで有名。独特のコース形態を味方につける伏兵の台頭があっても、おかしくないはずだ。
過去10年の3連単平均配当は5万4770円ということからも、荒れるレースであることがよくわかる。2008年には1000万馬券が飛び出しており、人気薄の激走馬を見極めることが重要になりそうだ。「強力現場情報」をもとに、秋華賞をハナビ杉崎が攻略する。
先週の毎日王冠(G2)は「◎→〇→△」で決着。3連単をわずか3点で的中することができた。この勢いで、2週連続的中といきたいところだ。
まず「◎」はウインマイティー(牝3歳、栗東・五十嵐忠男厩舎)だ。
前走の紫苑S(G3)は痛恨の出遅れ。それでも、上がり最速の末脚を繰り出して、なんとか6着を確保。勝ち馬とのタイム差は0秒3と、着順ほど負けていない。オークス(G1)は好位からの競馬で3着。好スタートから先行策をとれば、デアリングタクトを抑え込んでもおかしくないだろう。
「中間のゲート練習では大人しくしていました。今まではうまくゲートを出ているので、前走の出遅れは一過性のものだと思います。カイバをしっかり食べているので、中身の濃い調教をできていますし、馬もそれに応えて順調そのもの。間違いなく状態はピークに近いです。良馬場でも走れますが、血統的には馬場が渋った方がいいタイプなので、雨が少しでも残ってほしいですね」(厩舎関係者)
鞍上は昨年の秋華賞で10番人気シゲルピンクダイヤを3着に導いた和田竜二騎手。大波乱を起こしたジョッキーが今年はジャイアントキリングを達成するかもしれない。
次に「〇」はデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。
無敗の2冠馬は外せない。能力的には抜けた存在と言えるだろう。だが、オークスのように前が詰まる状況に陥るようなことがあれば、取りこぼしも十分にあり得る。今回、厳しいマークが予想されるため、京都内回りコースの洗礼があるかもしれない。この不安から2番手評価とする。
「オークスからの直行になりましたが、何かアクシデントがあった訳ではなく、勝つための最善策を取っただけです。久々も苦にしないので問題ありませんし、輸送距離の短い京都は歓迎です。オークスは2コーナーで不利を受け、直線も進路を見つけるのに手問取った事を考えれば、着差以上の強さでしたね。ひと夏を越して馬体がパワーアップしていますし、これといった不安はないです」(関係者)
アーモンドアイですら達成することができなかった無敗の牝馬3冠。デアリングタクトは歴史に名を刻むことができるだろうか。
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