GJ > 競馬ニュース > コントレイル「本当」に長距離適性がないのか!?  > 2ページ目
NEW

JRAコントレイルは「本当」に長距離適性がないのか!? 陣営は「絶縁」宣言も……菊花賞(G1)で証明された父ディープインパクトの底力

【この記事のキーワード】,

 血統にディープインパクトを持つ馬が4着までを独占していることからも、距離をこなせる下地はあっただろう。また、アリストテレスとクビ差だったとはいえ、3着サトノフラッグには3馬身半の決定的な着差がついている。前走が小牧特別(2勝クラス)だったアリストテレスとは初対戦だったが、春の既成勢力との力関係にはそれほど大きな変化はなかったという見方もできる。

JRAコントレイルは「本当」に長距離適性がないのか!? 陣営は「絶縁」宣言も……菊花賞(G1)で証明された父ディープインパクトの底力の画像3

「コントレイルが苦戦を強いられた最大の理由は、ルメール騎手の徹底的なマークでしょう。これにより、道中では終始厳しいプレッシャーを掛けられたことが、厳しいレースになったと福永騎手も認めています。

仮定とはなりますが、アリストテレスが抽選に漏れて除外となっていたなら、レースはやりやすかったでしょうし、これまで通り余裕を持って楽に抜け出せていた可能性も十分に考えられます。

陣営の見立て通り、本質的に中距離馬であることは間違いないかもしれませんが、もう長距離を使わないと決めてしまうのは勿体ない気もしますね」(競馬記者)

 過去、3冠を制したような馬は、春の天皇賞(G1)を使われるのが当然といった傾向が根強かった。だが、近年はスピード重視の風潮から、必ずしも最強馬が長距離レースを使われる訳ではないという時代の変化も、少なからずあることも否定はできない。

 昭和から平成、平成から令和となった新時代。

 かつての王道に拘らない令和の3冠馬というあり方も、これからのスタンダードとなる可能性が出て来たといえるだろう。

JRAコントレイルは「本当」に長距離適性がないのか!? 陣営は「絶縁」宣言も……菊花賞(G1)で証明された父ディープインパクトの底力のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  3. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  4. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  5. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  6. 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
  7. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  10. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に