真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.31 11:00

JRAアーモンドアイ、クロノジェネシス「本当」の距離適性は? 12月香港登録から透けて見える“ルメール・ファースト”と「陣営」の思惑
編集部
この秋は1800mの毎日王冠から始動も、坂井騎手の進言によって3000mの菊花賞(G1)へ中1週の強行軍。結果は12着と、若手騎手の読みは見事に外れてしまった。
陣営はそんな結果を受けてか、第1希望を香港C、第2希望には香港ヴァーズではなく、香港マイルを選択している。サトノインプレッサは今春、1600mのNHKマイルC(G1)で13着と大敗しながらも、2400mの日本ダービー(G1)で4着と巻き返しているだけに、こちらも興味深い選択と言えそうだ。
また、ロードカナロア×カレンチャンというスプリントG1馬同士の配合で、早くから注目を集めているカレンモエ(牝4歳、栗東・安田隆行厩舎)が香港スプリント(G1)に登録している。
まだ条件戦を勝ち上がったばかりで、まずは11月の京阪杯(G3)に挑むことになりそうだが、そこを勝てば招待の芽が出てくる。鞍上の北村友一騎手はクロノジェネシスの主戦でもあり、同馬が香港に遠征するようであれば陣営が挑戦に踏み切る可能性も高まりそうだ。
ちなみに香港競馬のスプリントは世界トップレベルであり、日本遠征馬で香港スプリントを制したのはカレンモエの父ロードカナロアのみ。カレンモエがもしここを勝てば、日本のスプリント界の勢力図が一気にひっくり返ることになりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
関連記事
JRAコントレイル不在が「空き巣」のねらい目!? サトノフラッグが“不人気”G1でタイトル獲得に虎視眈々か
JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイVSクロノジェネシス徹底比較! 血統・時計・着差・上がり・騎手・厩舎・コース適性から判明した「意外な事実」とは?
JRA「大失態」コントレイル菊花賞(G1)で父ディープインパクトに並ぶも……超えられなかった最強馬とは
JRA矢作芳人厩舎から「リスグラシュー全弟」がデビュー! 「ジョッキーが自信を持っている」赤っ恥をかいた若手騎手が汚名返上へ
JRA武豊「泥酔したのはあのときが初めて」サイレンススズカ急逝「沈黙の日曜日」から22年……。11月1日の天皇賞・秋(G1)