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2020.11.12 17:00

JRA「負けたら言い続けられる」……最強牝馬“陥落”の記憶。ジャパンC(G1)アーモンドアイ「最強の証明」か、それとも「政権交代」か
編集部
ブエナビスタは内々、オルフェーヴルは大外を回して最後の直線へ。2頭のマッチレースになるかと思われたが、ブエナビスタは伸びあぐねて馬群に沈む。その一方、力強く伸びたオルフェーヴルが優勝。3冠馬が最強を証明すると同時に、最強牝馬にとっては不可解な敗戦となった。
「7着に敗れたブエナビスタは、国内で初めて掲示板を外す凡走となりました。敗因は明確にわかりませんが、ジャパンCで燃え尽きた、気持ちが母親に近づいていたなどと憶測が飛び交いました。ただ、世代交代を告げる1戦としてはとても印象的なものでしたね」(競馬記者)
その後、オルフェーヴルは凱旋門賞(G1)で2年連続2着をはじめとした数々の記録を達成。ブエナビスタから受け継いだ“バトン”をしっかりと守り、2年後の有馬記念でG1・6勝目を飾り引退した。
敗れたブエナビスタはレース後に引退式が行われ、約6万人のファンに見守られ現役生活の幕を閉じた。
最強牝馬の一時代が終わり、ニュースターへの政権交代となった2011年の有馬記念。ブエナビスタはラストランで凡走したが、その評価が下がることはなかった。
今年のジャパンCではどのようなドラマが生まれるだろうか。
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