GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察スペシャル】モーリス
NEW

【徹底考察スペシャル】香港カップ(G1) モーリス「2000mを克服したマイル王にもはや死角なし?完勝の天皇賞・秋で世界のR.ムーア騎手が認めた『ミス』とは」

【この記事のキーワード】, ,
mo-risugazou1.jpg

『考察』

 前走の天皇賞・秋(G1)で2000mの壁を突破し再び輝きを取り戻したモーリスが、今年は連覇の懸かる香港マイルではなく、香港C(G1)に挑戦することとなった。なお、これが本馬の引退レースとなる。

 2000mへの試走となった前々走の札幌記念(G2)では同厩のネオリアリズムの逃げ切りを許し、まさかの2着。香港No.1のモレイラ騎手を配して挑んだ一戦だけに、まだ無名だったネオリアリズムに2馬身差を付けられ、3歳馬のレインボーラインに迫られた姿は少なからずショッキングなものだった。

 だが、マイル王の2000mへの壁をすべて取り払ったのが前走の天皇賞・秋だった。

 1番人気とはいえ単勝3.6倍は、国内なら初のG1挑戦となった昨年の安田記念(G1)の3.7倍以来の高いオッズ。海外G1を2勝しているエイシンヒカリを始め、好メンバーが揃っていたものの、絶対的な強さを誇ったマイル王に対する周囲の信頼が揺らいでいることは確かだった。

 大きな出遅れもなく各馬が揃ったスタートを切ると、やはり最内からエイシンヒカリがハナを主張。昨年ハナを切ったクラレントは控え、代わりにロゴタイプが鈴を付けに行くが、ペースは上がらない。

 モーリスはしっかりと折り合い、好位の外目を追走。それを見るような形でリアルスティール。ルージュバックとアンビシャスは後方からの競馬となった。

 エイシンヒカリが引っ張る流れで1000mの通過は60.8秒。昨年が60.6秒で一昨年が60.7秒と近年の天皇賞・秋はペースが上がらないが、今年も決して速いペースではなかった。ただ、雨の影響が若干残っており、良馬場だったものの数字よりはやや厳しいペースだ。

【徹底考察スペシャル】香港カップ(G1) モーリス「2000mを克服したマイル王にもはや死角なし?完勝の天皇賞・秋で世界のR.ムーア騎手が認めた『ミス』とは」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
  7. JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る