真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.05 13:28

【徹底考察スペシャル】香港カップ(G1) モーリス「2000mを克服したマイル王にもはや死角なし?完勝の天皇賞・秋で世界のR.ムーア騎手が認めた『ミス』とは」
監修=永谷研(美浦担当)
≪結論≫
天皇賞・秋で2着のリアルスティールに0.2秒差、3着のステファノスに至っては0.4秒差を付けている時点で十二分に本馬モーリスの強さが表れているが、実はそれでもこのレースは付いている着差以上にモーリスの能力が抜けている。
その理由は、最後の直線でのパフォーマンスだ。
『考察』で述べた通り、エイシンヒカリが作った流れは1000m通過が60.8秒。特別速いわけではないが、それでも雨の影響が残っており、決して前が楽なペースではなかった。その証拠に、本来の走りができなかったエイシンヒカリを度外視しても2番手を進んでいたラブリーデイが9着。モーリスの少し前にいたヤマカツエースとサトノクラウンが、それぞれ14着、15着と大敗。
ロゴタイプこそ5着に粘ったが、2着のリアルスティールが10番手から、3着のステファノスが14番手から、4着のアンビシャスも含め他の上位勢は後方勢が占めた流れだった。
そんな流れを好位から抜け出して勝ち切ったモーリスは、もちろん卓越した能力を持っているのだが、特筆すべきは最後の直線で抜け出したタイミングである。
R.ムーア騎手自身が「やや早めの追い出しになった」と述べていたように、モーリスは残り400mを切った辺りで、早くも先頭に躍り出ている。これは直線が長い東京競馬場では非常に厳しいレース展開だ。
まず、単純に各馬の特に後方勢の目標にされることは避けられない。さらに本能的に集団で走ることを好むサラブレッドは一頭になると、どうしても全力を出しにくくなる傾向がある。俗に聞かれる「一頭になってフワッとなった」という表現や、もっと程度が酷くなれば「ソラを使う」という表現になり、いよいよ極端な減速が危ぶまれる。
PICK UP
Ranking
23:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA 今月急死「レースを愛した」個性派オーナーがドバイで3頭出し! 寵愛受けたM.デムーロが「Wヴェローチェ」で弔い星へ
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛