有馬記念デーは今年の「象徴」が盛りだくさんだった!? 「1番人気」「牝馬の年」は序の口、チーム・アーモンドアイと話題となった名牝のコラボも

アーモンドアイによる史上初となる芝G1・9勝の達成、コントレイルとデアリングタクトが無敗の3冠に輝くなど、2020年の競馬界はビッグニュースが相次いだ。
その一方、名馬の訃報も少なくなかった。1月2日にこの世を去ったダンスインザダークをはじめ、サクラローレル、ビワハヤヒデ、シンボリクリスエスなどが他界。新時代を担う次の世代にバトンタッチした。
そんな1年の締めくくりとして、27日にJRA主催の年内最終G1・有馬記念が開催された。結果は1番人気クロノジェネシスが優勝し、G1・3勝目を挙げた。
これは今秋のトレンドと言えるだろう。秋G1で1番人気は14戦12勝で勝率85.7%と圧倒的な成績。例に漏れず、クロノジェネシスもこの流れに乗ったのだ。
また、今年は牝馬の活躍がめざましかったことも挙げられる。古馬芝G1は天皇賞・春を除いて、すべて牝馬が優勝。1番人気の牝馬というだけで、クロノジェネシスは買いだったということだ。
さらに、有馬記念当日の中山競馬場は平場でも今年を象徴するようなレースがあった。
4Rの新馬戦を制したのは松山弘平騎手のピュアブリス(牝2歳、栗東・杉山晴紀厩舎)。松山騎手と杉山晴厩舎といえば、デアリングタクトと同じコンビである。今年大ブレイクしたコンビが最終日もしっかりと結果を残した。
そして、3Rを制したクリーンスイープ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)が最たるものだったと言えるだろう。
父ドゥラメンテは今年の新種牡馬で、37勝を挙げて2歳リーディングトップ。さらに、C.ルメール騎手、国枝厩舎、シルクレーシング、ノーザンファームといえば、芝9冠を達成したアーモンドアイと全く同じ。まさに今年話題の中心にいた面々である。
そして母スイープトウショウは、今年惜しまれながらも他界した名牝だ。これだけ揃えば、クリーンスイープは勝つべくして勝ったとも言えるかもしれない。
スイープトウショウは現役時代にG1・3勝を挙げており、鋭い末脚を武器に大活躍した。05年の宝塚記念(G1)では11番人気ながら、ハーツクライ、ゼンノロブロイという歴戦の牡馬相手に勝利を収めている。ゼンノロブロイは前年の秋古馬3冠を達成しており、ハーツクライは同年のジャパンC(G1)でレコードタイの2着、有馬記念ではディープインパクトを破っている。いかにこの勝利がスゴイか分かるだろう。
クイーンスイープも母親譲りの末脚で勝利した。ルメール騎手は「まだ子供だが、長くいい脚を使ってくれた」と話していることから、更なる成長に期待できそうだ。
今年を総括するような勝利を挙げたクイーンスイープから目が離せない。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA無敗の三冠馬が何故「4番人気」の屈辱を味わったのか。ジャパンC(G1)8戦8勝の「皇帝」シンボリルドルフに流れた“不安説”とは
「能力はかなりありそう」武豊が高評価した良血がデビュー2戦目!「あの現役種牡馬」に続くドバイ&米国三冠レース挑戦の可能性も?- JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!
- 戸崎VSルメールによる熾烈なリーディングジョッキー争い。エージェントも絡む「最強タッグ戦」の鍵を握るのはやはり社台グループか。
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAも迷惑千万……金沢競馬「八百長疑惑」を完全否定も「昔は当たり前」ネットの普及で戦々恐々する関係者達、某地方馬主の見解
- 【特別追悼寄稿】「さらば、坂路の申し子ミホノブルボン」競馬の常識を覆した「雑草魂」は25年の時を経て、天国で待つライバルの元へ
















